96話 ページ3
｢昨日の事は、夢じゃないのか｣
崩れた校舎の前に立つ
皆と出会ったこの学校は、もう形を変えてしまった
｢A｣
｢…豪炎寺｣
｢…行こう｣
校舎を後にした私達の足は自然と部室に向かっていく
そこに居たのは円堂と秋の姿。そして鬼道と春菜ちゃん
｢やっぱりここに居た｣
砂埃を被ったサッカー部の板を制服が汚れることを気にせず払うなっちゃん
｢宇宙人相手にやろうぜはねーだろ｣
次々に集まる仲間達
その目に宿る意思は皆を同じだ
｢戦うメンバーが足りないわ｣
｢だけどやらなきゃ!｣
｢そうだ。やらなければならん｣
｢校長先生!｣
｢…着いてきなさい｣
＊
｢理事長!｣
連れてこられたのは稲光修練場…のさらに地下
｢俺たちにやらせてください!日本一の次は、宇宙一だ!｣
｢｢おぉ!!｣｣
｢俺は行かん｣
｢｢えぇ!?｣｣
響木監督はこの戦いには行かないと告げた。
監督無しの戦いは正直きつい所とある
｢心配するな｣
｢紹介しよう、新監督の吉良瞳子くんだ｣
｢｢えぇ!?｣｣
エレベーターから姿を現したのは緑色の長髪をした細身の女性
｢地球の未来を託せると言うのですか?彼らは一度、エイリア学園に負けているのですよ｣
｢だから勝つんです!1度負けたことは次の勝利に繋がるんです!｣
｢…頼もしいわね。でも、私のサッカーは今までとは違うわよ。覚悟しておいて!｣
＊
レーゼ達が使っていたとされる黒いサッカーボールが発見されたという情報を聞き付けやってきた
そしてなんと、総理大臣である財前総理を誘拐しているとのこと
｢出発よ。直ぐに戦うことになるかもしれないわ｣
｢最新の情報はすぐイナズマキャラバンの方に転送しておく｣
｢イナズマキャラバン？｣
モニタールームの奥、明かりが点灯されたそこには前線基地となる大型バスなるものが鎮座していた
中に入ると結構な広さであり、寝泊まりするには最適とは言えないが十分なスペースが確保されていた
荷物と一緒に乗り込んで、豪炎寺の隣が空いてたからそこに腰を下ろしてシートベルトを付ける
｢イナズマキャラバン発進!｣
そうして私達は奈良の都に向かっていく
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調味料(プロフ) - 涙さん» ご指摘ありがとうございます。気をつけますね (2019年12月27日 8時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 97話KPではなくGKです (2019年12月27日 2時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - Setsuki.さん» ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2019年7月31日 17時) (レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - やばい…豪炎寺イケメンすぎるだろ！反則！！この小説、豪炎寺推しの私にとってご褒美でしかありません！これからも、無理はしない程度に更新頑張ってください！ (2019年7月28日 21時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 調味料さん» 全然、調味料さんのペースで大丈夫ですよー！これからも頑張って下さい！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2019年6月3日 2時
