第一話 ファッションショー ページ3
Aside
学校からの帰り、私は探偵社に寄った。
探偵社のドアを開けると、鏡花ちゃんがメイド服を着ていた。
夜「…何やってるの?」
私は近くにいた谷崎さんに声をかける。
谷「あ、えっとね、ナオミたちが休み時間、ファッションの話をして
たんだけど、その時たまたま休み時間から帰ってきた鏡花ちゃんを見
て、急にファッションショーが始まったンだ。」
夜「ファッションショー…」
鏡花ちゃんの方を見ればクルクルと回る鏡花ちゃんがいた。
夜「楽しそうだね。」
私がそう言うと、此方に首を向けて
与「おや、ならAもするかい?きっとアンタなら似合うよ。」
ナ「私もそう思いますわ!Aさん、一緒にしましょ!」
そしてナオミさんは何か服を渡してきた。
夜「いや、私は、」
ナ「さ、行きましょ!!」
夜「ちょと、」
与「Aのメイド服、見てみたいねェ〜」
鏡「私も…!」
勝手に進んでいく話に、私は一先ず話をしたかった。
夜(このままじゃ、前と同じだ…)
背中を押しているナオミさんを止めさせて、皆の方へ向く。
夜「一回、話、聞いてくれる?」ニコッ
そう言うと、皆、顔を真っ青にした。
鏡「ご、ごめんなさい💦」
与「そんなに嫌がるとは思わなくってね。ごめん。」
ナ「私からも、ごめんなさい。」
そう言って三人は謝る。
でも、私には何に謝っているのかが分からなかった。
夜(…別に、誤って欲しかったわけじゃないんだけどな。)
夜「…私、別に怒ってないよ…?」
ナ「そ、そうですの?なら良いのですけれど…」
私は不思議に思いながらも仕事場に戻った。
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アオココ??(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2月4日 23時) (レス) @page14 id: f0bb7d451a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mira | 作成日時:2023年11月26日 17時