【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ8)

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244話ページ8

「彼女、あまりにも興奮すると鼻血を出しちゃうのよ」

リリーの言葉に先生や生徒達も何故か納得し頷いている
_______......なんて言うか私とアイオラはめちゃくちゃ個性の強い方と仲良くなっちゃいましたね(苦笑
アイオラも苦笑いを浮かべていますし...
その後、私とアイオラは席に戻り、食事を再開しました

「そう言えば、明後日のクィディッチはレイブンクローとの試合ですわよね？」

_______アイオラはスコーンを口に運びながら、私とジェームズとシリウスの方を見てきました
スリザリンの次はレイブンクローとの試合なのでとても楽しみです

「あぁ、そうさ！次も負けてられないからね！A！僕の勇敢な姿を見ていてね!!」

『フフッ、期待してますよ？』

_______ジェームズがキラーンと眼鏡を輝かせつつ、胸を張りながらそう言ってきました
その姿を見た私はフフッと微笑みながら返事を返します
その時、さっきまで鼻血を出していたMs.ミラモンドがいつの間にか復活していて、近くにあった使っていないフォークをジェームズにビッと突き出していました
......いつの間に復活したのでしょうか？(苦笑

「うわぁお！危ないじゃないか！」

「馬鹿ね天パ眼鏡。A様はシーカーなのよ？チェイサーよりもシーカーの方がよっぽど大切なポジションだわ！よって貴方より勇敢なのはA様ね！まぁ、カレン様はシーカーでなくても一番美しi(ry」

ジェームズが注意したのにも関わらず、エレーヌは耳を貸さずにAの魅力を語り出す
アイオランシの次にAの事をペラペラと一息で噛まずに語るエレーヌを見て一同は少し圧倒されている様子
一方、語られている当の本人はと言うと...

『(......よく一息噛まずに言えますね(苦笑)』←

Aは内心、あまりにも自分の事を一息噛まずに語るエレーヌの姿に苦笑いを浮かべた後、静かにため息をついている
何処か儚げな雰囲気を醸し出しているAに一同は「(ため息をする姿も美しい...)」と思い、生徒達は顔を赤らめていた
ちなみにエレーヌは再び鼻血を出している

『...そ、それより一時間目は占い学みたいですね。遠いので早く行きましょうか。間に合わなかったら大変ですし...』

_______この空気に耐えられなくなった私は静かにそう言って誤魔化す様にアイオラの手を引っ張りました
この空気にはさすがに耐えられません

「あらあら、ちょうど私も行く所でしたわ。それとA...さっきの誤魔化す姿は何とも可愛らしいですわね」