【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ48)

今日:23 hit、昨日:17 hit、合計:23,318 hit

284話ページ48

『...そうですね。まさか聞かれているとは思いませんでしたけど』

「すまんのう。散歩をしておったら美しい音色が聞こえたものじゃから何だと思ってのう」

_______私が静かにそう言った途端、アルバスは私に謝罪をした後、こう言ってきました
まあ...誰もいない事を理由にハープを奏でつつ、辺りを見なかった私も悪いですけどね

『別に謝る事ではありませんよ(微笑』

_______私は優雅に微笑みながらそう言ってハープを膝に乗せたままアルバスにそう言いました
まあ、聞いていた本人がアルバスだったからよかったものの、別の人間でしたら大変な事になっているだろうと心の中でそう思いました

「どうじゃ？ホグワーツには慣れたかの？」

『はい、最高ですよ！毎日が楽しいですし(笑』

「そうか、そうか。それはよかった(微笑」

_______アルバスの質問に私はホグワーツは最高で楽しいと笑いながら答えるとアルバスはそう言って満足そうに微笑んでから、ゆっくりと歩み寄り、私の頭を撫でてくれます
こうやって頭を撫でて貰ったのは小さい頃、康晴おじい様と市代おばあ様に撫でて貰った以来ですね...
その事を思い出してしまいましたが私の心の中で生きている事を知っています

「おじいちゃんとしては孫の成長が楽しみでならんのじゃよ」

『ありがとうございます...！(微笑』

_______アルバスの言葉を聞いた私は嬉しさのあまり、優雅な微笑みを浮かべながらお礼を言いました

「さて、孫との再会はここまでにしておこうかの。早く戻らないと減点されてしまうぞ(ｳｨﾝｸ」

『！......そうですね。それだと皆さんに迷惑をかけますからね(苦笑』

_______アルバスはそう言ってパチンとウィンクをしてから悪戯っぽく微笑んでいます
その言葉を聞いた私は少し驚いた様に目を見開きましたが、すぐに苦笑いを浮かべながらそう言った後、膝に乗せていたハープを持ちながらその場を立ち去りました

ダンブルドアはAを見送った後、ある場所に目を向けながらこう言っていた

「いつまで隠れておるつもりじゃ？

Mr.ブラック」

Sirius side

「...ハァ......」

全然眠れない...
いつもならぐっすりと眠っているのに俺の目は思いっきり冴えてしまっていた
たぶん授業中にたっぷりと寝てしまった所為だ
いつもならジェームズやリーマスに話しかけるが、あいにくあの二人はぐっすりと寝てしまっていて話す相手がおらず、ただただハッキリとした意識の中で目をつぶっているだけだった