【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ43)

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279話ページ43

Druella side

Aが自分で作ったと思われるオリジナルの魔法をMr.スネイプにかけると声が出ていた
Ms.エバンズはその姿に安堵の表情を浮かべていたけどAによるとこの呪文は一時的な応急処置として使うもので完全には戻らないらしい
オリジナルの魔法作る事ができるAの方が凄いわよ...

Aが解除薬を作りに行っている間、私はアイオラと共に今後の事で話し合っているとMs.エバンズに声をかけられた

「え～っと...申し訳ないけど貴女の名前を聞いてもいいかしら？」

あっ、私ったらMs.エバンズに自分の名前を教えなかったわね...
Mr.ポッター達はいないし、ここで名前を名乗っても問題はなさそうだわ

「あっ、私ったらまだ貴女に名前を名乗っていなかったわね。私はドゥルーエラ・ロジエール。Aとアイオラにはエラと呼ばれているわ。Mr.スネイプと同じスリザリンだけど寮関係なくAとアイオラは友達よ」

「セブと同じ寮でAとアイオラの友達なのね...」

Ms.エバンズがMr.スネイプの事をセブと愛称で呼ぶくらいだから知り合いみたいね
スリザリンは純血主義や純血家系の事を誇りを持っている人達が多いイメージだけど私やアン先輩は純血主義ではないし、純血家系の事を誇りに思ってもいない
そんなのにこだわっていたら友達ができなくなるし、感じ悪いと思われてしまうもの

「スリザリンって純血主義が多いと思っていたけど...貴女は違うのね。あっ、私はリリー・エバンズよ。Ms.ロジエール、貴女の事をエラと呼んでもいいかしら？」

「もちろんよ、リリー」

私は生まれて初めてマグル生まれの女の子と友達になれた
お父様やお母様は私が小さい頃から友達は純血主義や純血家系にこだわらず寮関係なく仲良くしなさいと言っていた
その所為もあって祖父母や親戚からはあまりよく思われていないのも事実だけど私は全く気にしていないわ！

『リリー、アイオラ、エラ、おまたせしました！解除薬を作るのに時間がかかってしまい、申し訳ありません』

数分後、解除薬を作り終えたAがやって来て私達に声をかけた後、Mr.スネイプに解除薬を飲ませている

「元に戻った...！」

「セブ、よかった...」

どうやらMr.スネイプは解除薬を飲んだおかげで声を取り戻す事ができたみたい
リリーはその様子を見て安堵の表情を浮かべている
フフッ、よかった...

それにしても......Mr.ポッター達はどうしてMr.スネイプにこんな嫌がらせをするのかしら？

Druella side 終了