275話 ページ39
James side
昨晩、徹夜で熟読した呪文を頭の中に思い浮かびながら、悪戯仕掛け人の四人で透明マントを被り、スニベルスが通る廊下が十分に見える位置につく
スニベルスはいつも魔法薬学の実験の為、同じルートを通り、実験室に行くとスリザリンの奴に(脅して)聞き、そしてAがアイオラと一緒にいると言う事も聞いた
最近、気づいた事だがAとアイオラは一緒に人混みの少ない所を通る事が多い
なので、あらゆる手を使ってAとアイオラをスニベルスと会わせる様にした
.........ん？Aとアイオラと一緒にいるあのスリザリンの女の子は誰だ？
前までは一緒ではなかったはずなのに...
あの二人がかなり親しい様子で話している様子から友達かな？
よく見るとAやアイオラほどではないけど、なかなか可愛らしい子だった
「...！」
まあ、いいや...あの子の事は後で考えよう
スニベルス...今、Aとアイオラとあの子の前で恥をかかせてやる！
そうすればAとアイオラ、そしてあの子もスニベルスの事を嫌いになるはずだ！
「モビリコーパス(体よ動け)！」
僕はスニベルスに向かって魔法をかけると案の定、スニベルスは転けた
ここまではよかったものの、よく見るとAとアイオラ、そしてスリザリンのあの子はスニベルスの元へ駆け寄り、床に散らばった教材等を拾い集め、スニベルスに渡していた
少し距離があるので聞き取る事はできないが、Aに向けてまた顔を赤くしながら何か話し始めた
この時、僕の中で何かが変わった
「...スニベルスめ、今に見ていろ」
その時、Aがアイオラとスリザリンのあの子に大事な話をしていた事に気づかなかった...
James side 終了
_______無事に薬草学の授業を終え、みんなは温室から出ていきました
いつもならリリーやアイオラ、そしてエラ、悪戯仕掛け人の誰かとグリフィンドール寮の談話室まで向かいますが、今日は薬草学の予習の為、彼等には『すみませんが、先に行ってて下さい』と伝えた後、ポモーナの方へ駆け寄ります
『ポモーナ、少しよろしいでしょうか？』
「あらMs.ミヤノ、授業の事ですか？」
『いえ、予習の為に聞きたいのです。マンドレイクの事なんですけど_____』
_______私がポモーナに声をかけるとポモーナは授業の事で聞きたいのかと問いかけられ、私は予習の為にマンドレイクの事を聞きたいと答えるとすぐに教えてくれました
ポモーナから教えて貰った事をスラスラと羊皮紙に書いていきます
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒羽明菜 | 作成日時：2020年12月20日 15時
