【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ38)

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274話ページ38

_______エラがMr.エイブリーとMr.マルシベールの事を詳しく話してくれました
例のあの人の思想に賛同して忠誠を誓い、死喰い人をしている...その言葉を聞いた私は思わずゾッとしました
お父様、お母様、浩司おじ様、メアリーおば様は闇の帝王と敵対している為、死喰い人を輩出している家系は特に仲が悪いと聞いています
まあ、ベラの場合は親の期待もあって死喰い人になる事を私とアイオラに話してくれましたし、親の期待はそう簡単に裏切れませんからね...

「その二人の家族は例のあの人の思想に賛同して忠誠を誓い、死喰い人をしているんですの？」

「えぇ。でもこれは噂で聞いた程度だから私もあまり詳しい事は分からないけどね」

_______アイオラの言葉にエラは噂で聞いた程度だからあまり詳しい事は分からないと話しています
ちなみにエラにも二人に会った事や恨まれる様な事をしたのかと確認しました

「いいえ。彼等とは同じ寮だから会う事はあるけど、あまり会話した事すらないわ。それに...自分から恨まれる様な事をした覚えもないし...」

_______エラは彼等とは同じ寮だけどあまり会話した事がなく自分から恨まれる様な事をした覚えがないと話してくれました
では何故、会話した事すらないエラや会った事のないアイオラが恨まれなければならないのでしょうか？
その事について私は腕を組みながら考え込みます

『......そうですか。ではアイオラ、エラ。くれぐれも一人で行動する様な事はできるだけ控えて下さい。アイオラは私やリリー、それにジェームズ達と行動をすれば問題はないのですが、エラはよく一人で行動する事が多いと聞きました。なので一人で行動する時は周りをよく見てから歩いて下さい』

「「分かりましたわ/分かったわ」」

_______セブルスから聞いた情報を元に私はアイオラとエラに一人で行動する事はできるだけ控える様に伝えると二人は頷いてくれます
その後、この空気を変えるべく話題を変え、たわいない話をしながら再び歩きました

「そう言えば、次の授業は薬草学でしたわね」

「そうね。今回もスリザリンと合同みたい」

『まあ、こうやってお二人と話ができたり、一緒に授業ができるだけでもありがたいですよ』

「でも、エラみたいな心優しいスリザリン生はMr.スネイプやアン以外あまりいないんですわね」

「まあ、スリザリンは純血家系を誇りに思っている人物や純血主義者の人物が多いし、私やアン先輩、Mr.スネイプが異色なだけだと思っているわ」