【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ30)

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266話ページ30

『あっ、話を変えて申し訳ないのですが悪戯はどうでしたか？』

「私も気になりますわ」

「「「「最高だったよ/ぜ」」」」

_______この空気が嫌だった私はすぐに話題を変え、悪戯の事をアイオラと共に聞くと悪戯仕掛け人の四人は少し間を開けつつ、親指を立てながらそう言ってくれました

『では私はいったんミヤノ寮に帰りますね。後でそちらに行きますので。アイオラ、また会いましょう』

「はい。楽しみにしてますわ」

_______私はアイオラと悪戯仕掛け人にそう言ってから、いったんミヤノ寮へ帰りました
まあ、帰ってから色々と準備もしなければいけませんからね

James side

アイオラが来る事も楽しみだが、一番の楽しみはAが来る事だった
大好きなAが来る事を聞いて、僕は胸を弾ませながら男子寮に入る

ワクワクしながら瞳を閉じれば、僕とAが楽しそうにしていて、しかも一緒に手を繋いで歩いている風景が浮かんでしまった

「うっはァァァァ!!」

その事に僕はみんながいる事に気づかないまま思わず叫んでしまった
僕が叫び出した事に驚いて三人がこっちを見てくる

「な、何だよジェームズ...」

シリウスは魂の双子と呼ばれるほどの親友だけど恋愛関係になると敵なんだよな～
しかもAと一緒に並ぶとお似合いすぎてムカつくけど←
確実に手強いのが分かる

「いきなり叫ぶから驚いたじゃないか。ビックリさせないでくれ」

リーマスは友達だけど恋愛関係になると敵になる
こっちもシリウスと負けないくらい色々と手強そうだ

「し、心臓が飛び出ちゃうかと思ったよ」

.........ピーターは論外かな
シリウスとリーマス...この二人か～うんうん、なかなか手強いからなぁ
どうやってこの手強い二人から勝ち取ろうか...そう考えていた時、ふと何故か僕の頭の中からあのウザったい黒髪が浮かび上がった

「...スニベルス」

アイツもAの事が好きなはず
まあ、Aがあんな腐れスリザリンの半純血なんか眼中にないだろうけど

「あぁ、アイツか。あのスニベルスがどうした？」

シリウスが面倒くさそうに後頭部に両手を当てながら僕に聞いてくる
その言葉を聞いた僕は思わず本音を漏らした

「...あーあ、アイツ邪魔」

前だって夜にAと二人きりでいた
僕は透明マントを被っていたから気づかれなかったけどね
スニベルスの奴、嬉しさのあまり顔を真っ赤にして喋ってたし、Aも楽しそうだったし......見てるだけでも考えただけでもムカつく