【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ29)

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265話ページ29

『二人揃って落ち着いて下さい。私達は貴方達が悪戯しに行った後、お茶会に誘われたのでそこへ行ってきたんですよ』

「お茶会だって!?まさかまたマルフォイじゃ...!?」

_______私がそう言った途端、ジェームズがルシウスの事を思い浮かべたのかそう言ってきました
リリーは何の事だか分からないらしく、首をかしげていましたが近くにいたリーマスが軽く説明していると何故か顔を青ざめています
まあ、スリザリン生のほとんどがマグルやマグル生まれを毛嫌いしている方が多いですし(苦笑

「違いますわよ！誘ってきたのはルシウスではなく、アンことアンドロメダ・ブラックですわ」

「アンドロメダ...？」

_______アイオラが違うと否定しつつ、アンの名前を出しながらそう言った途端、シリウスは見覚えがあるのか目を見開いていました
まあ、シリウスも親戚の名前くらいは知っていると思いますけどね(苦笑

「シリウス、その人の事を知ってるのかい？」

「あぁ...アンは俺の母方の従姉だ」

_______リーマスの言葉にシリウスは一瞬だけためらいながらもアンは自分の従姉であるとみんなに話していました

「何だって!?じゃ、まさかスリザリンにいるその従姉さんも純血主義なんじゃ......!?」

「ちげえよ！アンは俺と同じで純血主義じゃねえよ。ブラック家で純血主義じゃないのは俺とアルファード叔父上、そして従姉のアンのみ。家族の中で仲がいいのはその二人だけだ」

_______ジェームズがハッとした様子でアンも純血主義なのかと言っていたが、シリウスは頑なに否定した後、シリウス以外のブラック家で純血主義ではないのはおじ様とアンだけだとみんなに話していました

「へぇ～シリウス以外にも純血主義じゃない人がいるんだね」

「まあな...」

「で、でもその二人以外は...」

「あの二人だけがまともな考えを持っていて他は純血主義が正しいと思ってる連中だけだ」

_______ジェームズが意外と言った表情でそう言うとシリウスはそう思われるのも無理はないと言わんばかりの表情で返事を返しています
その後、ピーターがその二人以外はどうなのかと聞くと、シリウスは嫌な顔をしながらそう言っていました
そう言えばお茶会の時、アンからブラック家で純血主義ではないのは自分の他にシリウスと二人のおじに当たるアルファード様のみだと話してくれました
その一方でシリウスの両親やアンの両親、二人の祖父母、従姉のベラとシシーを含めた親戚はみんな純血主義を重んじているのですね...