【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ28)

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264話ページ28

「確か...エラの所もアンと同じ様に代々スリザリンの純血家系ですわよね」

「えぇ、でも私はお父様の話を聞いて正直に言うと純血主義なんて下らないと思ってるの。まあ、こんな事を他のスリザリン生に聞かれたりしたら面倒な事になるのが目に見えているわ(苦笑」

_______アイオラの言葉にエラは苦笑いを浮かべながらそう言っていました
エラの発言はまるでジェームズやシリウスと同じですね...
私達三人は中庭を後にし、廊下を歩いている所です
仲良く話しながら一緒に歩いた後、エラがここまででいいと言ってきた私とアイオラはその場で止まります

「この辺で大丈夫ですの？」

「えぇ、今日はとても楽しかったわ。A、アイオラ。また会いましょう？」

_______アイオラが心配そうな顔で見つめていましたが、エラは心配無用と言った表情でそう言った後、スリザリンの談話室へと向かいました
ちなみにエラのルームメイトはアンらしく、純血主義ではない事から意気投合し、仲良くしているそうです
アンが卒業した後、エラは一人部屋になるそうですが、本人曰く「気の合わない人と一緒になるくらいなら一人の方が楽だわ」.........だそうです←

「エラも大変ですわね...レイブンクローに入ったお父様の事もあっておじい様やおじ様との仲が不仲で...」

『そうですね...純血家系はあまりいいものではないと知らされましたし。エラのお母様も純血家系でありながら純血主義ではない事を理由に、かなり嫌味を言われるとかって言ってましたから...』

_______エラはお父様とお母様がいる時は楽しく過ごせているのは分かりますが、親戚が集まるとかになれば、エラ達家族は形見の狭い思いをしているはずです
エラが嫌がればきっと手紙とかくれるはずでしょうし
ふと空を見るともう薄暗く、日も落ちかけているのが分かりました
ミヤノ寮に帰る前にグリフィンドール寮に寄っていきましょう

「勇猛果敢」

_______アイオラがグリフィンドールの合言葉を唱えると扉は開き、談話室まで歩いていくとそこにいたジェームズ、シリウス、リーマス、ピーター、リリーが一斉にこちらを向いています

「な、何ですの...？」

『な、何か...？』

_______アイオラと私は不思議そうな顔で口々にそう言った途端、ジェームズとリリーが表情を輝かせつつ、私達に詰め寄ってきました

「何処にいたんだい？」

「心配したのよ」

_______ジェームズとリリーが口々にそう言った後、何故か二人揃って喧嘩をし始めていました