【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ27)

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263話ページ27

「私の事はMs.ロジエールじゃなくてエラと呼んで？私もA、アイオラって呼んでいいかしら？」

『「もちろんですよ/わ」』

_______このお茶会がきっかけでMs.ロジエール...ではなく、エラと仲良くなれました
スリザリンでもアン達の様な優しい人達がいると信じています

「ところでエラは純血主義なんですの？」

「いいえ、私はお父様の影響で純血主義ではないの」

_______アイオラがアンの淹れた紅茶を口に運びながらそう言うとエラはミルクティーを口に運びながらそう言っていました
お父様の影響で純血主義ではないと言う事はエラのお父様はスリザリン生ではないと言う事でしょうか？

『エラのお父様ってスリザリンですか？』

「いいえ、ロジエール家で唯一、お父様だけがレイブンクローだったの。その所為もあっておじい様やおじ様だけではなく親族からも血を裏切る者呼ばわり...現に私もお父様に賛同しているから、あまりいい印象を抱かれていないわ」

_______エラのお父様がスリザリンではない事を理由に血を裏切る者呼ばわりされ、エラ本人もお父様に賛同している事を理由にいい印象を抱かれていないらしいです
たった一つの寮が違うだけで血を裏切る者呼ばわりするなんて...信じられませんが、これが現実なのですね

「エラ、もし親族に会うのが嫌でしたら私の家に来て下さいな。お父様とお母様ならきっと歓迎してくれますわ！」

『あと、家族に言えない悩みとかでしたら私達に話して下さい』

_______エラが伏し目になりながらそう言っていましたが、その事に気づいたアイオラがこう言っています
その言葉を続ける様に私も優しく声をかけるとエラは「ありがとう(微笑」と言って私達に優しく微笑んでくれました

その後、お茶会は穏やかに過ごす事ができ、エラは私達の友達になってくれました
きっとリリーとも話が合う予感がしますね
スリザリンの友達はセブルス達ですが、ハッフルパフの友達はテッドが初めてなので嬉しかったです

『エラ、もしよろしければこんな風にみんなでお茶会をしませんか？寮は違えど貴女と私達は友達ですからね』

「私でよければ...いいわよ」

_______私がそう言った途端、エラはとても嬉しそうな表情でそう言ってくれました
スリザリンで同級生...しかも女の子の友達はアイオラとリリー以外では初めてなので嬉しいです
お茶会を終えた後、アンとテッドはみんなに交際している事が気づかれない様に先に帰り、私達は二人を静かに見送りました