【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VI (ページ19)

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255話ページ19

『ピーター！』

「大丈夫ですの!?」

_______私達が声をかけるとヌメヌメとした大量の透明な液体が床に散りばめられ、その先に透明な液体でベタベタのピーターが目を回して倒れていました
ちょっとこれは...やりすぎだと思います
私とアイオラも悪戯は好きですが、さすがにここまで過激な悪戯はしませんけど...

「ジェーとシリウス、加減と言うものを知らな過ぎですわ！全くもう...下手をしたらピーターが大怪我をするのは一目瞭然ですのに！」

_______アイオラはジェームズとシリウスの事を思い浮かべたのかぶつぶつと文句を言っています
確かにあの二人は加減と言うものを知らなさそうですね(苦笑

『インパービアス！(防水せよ！)』

_______私は杖を取り出した後、自分の足にかけ、その後にアイオラの足にもかけます
二人でそのままヌメヌメの上を歩き、ピーターの元へ一目散に走り出しました

『大丈夫ですか!?』

「ピーター、怪我はなくて？」

「ぁ...うぅ...大丈夫だよ...」

_______私とアイオラの問いかけにピーターは大丈夫だと言って立ち上がろうとしていますが、床がヌメヌメとしている所為もあって、滑って上手く立ち上がれない様子でした
だったら...あの魔法を使いますか！

『テルジオ！(拭え！)』

_______杖をピーターと床に向けるとピーターのベタベタだった服は嘘みたいに綺麗になり、床も一瞬にして綺麗になりました
ハァ...これでもう大丈夫ですね

「うぅ...ありがとう...」

_______ピーターはそう言ってお礼を言っていますが、どうやら目を回してしまったらしく、足元がふらついています
私とアイオラでピーターを支えながら、何もないはずの廊下を見てこう言いました

『そろそろ出てきたらどうなんですか？ジェームズ、シリウス、リーマス』

A達が来る前に悪戯を仕掛けていたジェームズ達はと言うと...

James side

「よっしゃ!!これで今度こそあの二人が引っかかるはず!!」

寮の前にヌメヌメの液体をたっぷりと撒いた

「危ない事にならない？」

「大丈夫さ！今日は最終日だし」

その時、リーマスが心配そうにそう言ってきたが、僕は自信満々に返事を返した
僕達は三日前から愛しのAと再従姉のアイオラを悪戯仕掛け人に入れる為、悪戯に没頭していた
色々とあらゆる事をしてきたが、二人揃って全く引っかかりもせず、失敗続きだった
チャールズ従叔父さんの影響で悪戯が好きになったアイオラもかなり手強いが特に手強いのが僕の大好きなA