6話 ページ32
人体「やっぱり、僕は何やってもダメだなあ……」
ケ「人体模型……」
人体「あの…宜しければそちらの皆さんにお願いが、あなたがたの力で僕を粉々に砕いてくれませんか。」
マ「！」
青「！」
ケ「そんな！」
人体「気にないでください。心をもってしまった人体模型なんて人間にしてみれば不気味なだけですから。この世に存在しない方がいいんです…それが、それが僕の最後の願いです。」
人体模型……
人体「ああ、でも１つだけやり残したことがあるんでそれが住んでもいいでしょうか？」
ケ「え？」
人体「マナミさん」
マ「！」
人体「マナミさん、僕…人間じゃないけど…色々君とは違ってるけど…僕は…僕は君のことが好きでした。君の笑った顔が好きでした…歩く姿が好きでした…転びそうになる姿が好きでした…全部…全部好きでした！もうすぐ粉々に砕かれてしまうけどこの思いは絶対に砕かれることはありません！」
青「ヒュ〜。」
ナ「カッコイイ！」
ケ「これがインパクトのある告白か！」
マ「ごめんなさい。私、あなたの気持ちには答えられません。」
パリン
ナ「ハートが粉々！」
ア「なんてわかりやすい失恋だ……」
人体「そっ、そうですよね！僕は不気味だし、キモいし、何より人間じゃないし……いえ、分かってたんです……」
マ「だって、あなたの相手は私じゃないから。」
人体「！これ…僕……！」
マ「私のおばあちゃんが大切にしていたものなの。」
人体「おばあちゃん？」
マ「ジンくんだよね？貴方は人体模型のジンくん。おばあちゃんが言ってたの。゛私学校にあった人体模型が話し相手になってくれた゛って、その子の名前は……ジンくん。」
人体「君はまさか……そうか思い出したよ、僕を好きになってくれたもう一人の人……マチコさん！」
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Mira2363(プロフ) - みょんさんわかりました。次の投稿で書きます。 (2019年3月30日 21時) (
レス) id: 2f4d80da2c (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 主な登場人物達の設定って書いて貰えませんか？ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 20bca95305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mira2363。 | 作成日時：2019年2月27日 16時
