第3章： もったいない男 ページ17
ガラッ
ア「おお！」
ナ「この書き込みとか気にならない？」
ト「あぁ、興味深い意見だね。」
ア「いいじゃん！いいじゃん！ようやく2人にも妖怪探偵団としてのやる気が芽生えてきたんだなぁ！で、どんな怪奇案件をチェックして？ってなんだよこれは？」
ト「ラーメン店のレビューサイトだけど。」
ア「お、これはなかなか…じゃなくて食い物の話をするならこっちにしてくれ！」
あぁ、せっかく見てたのに…
ト「もったいない男？」
ア「そう、最近こいつに関する書き込みが増えてるんだよ。」
ナ「どんなやつなの？」
ア「食べ物を残した子供の前に現れて゛もったいな〜い゛と言って取り憑き子供から食欲を奪い体の弱った子供はそのままやせ細ってしんでしまうと言われている。」
ナ「やせ細ってね？」
ケ「はっはっはっ！」
『！』
ケ「まーたそんなありもしない話で盛り上がってるの！」
ナ「来てたのケースケ。」
ア「これで妖怪探偵団全員集合だな！」
ケ「いやいやいや！俺そんなの」
ア「さぁ、みんなで一緒にもったいない男の正体を考えよう！」
ケ「へぇ？」
ト「もったいない男か…一体目的はなんだろう？」
ア「取り付いた相手の食欲を奪うってのが引っかかるな。」
ナ「見ただけで食欲が失せるような姿をしているとか？」
ナ「例えば…食べ残された野菜たちのゾンビを使うカカシの化け物とか。」
ケ「や、野菜のゾンビとかありえないし…」
ビビってんじゃん。
ナ「えぇ？じゃなんで声が震えてるのかな？」
ト「他に考えられるとしたら…食べ物を全てカビにさせる力を持った突然変異のミュータントか……」
ナ「カビ？」
ア「確かに食欲なくすな。」
？「昔この辺りで起きた戦争で母親と別れた女の子が未何らかの未練を飢え死に現代社会の食べ物を残す人達を見て゛自分はあんな目にあったのに゛と思い怨み、その怨みで食べ物を食べ残す人達の食欲をなくしてる………とか。」
『うわああ！！？！』
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Mira2363(プロフ) - みょんさんわかりました。次の投稿で書きます。 (2019年3月30日 21時) (
レス) id: 2f4d80da2c (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 主な登場人物達の設定って書いて貰えませんか？ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 20bca95305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mira2363。 | 作成日時：2019年2月27日 16時
