2話 ページ2
「新しい書き込みはないかな。」
ガラッ
今ドアの音がって、
「姉ちゃん」
「ケースケ！」
「どうしたんだ。」
「やられたんだ、お前じゃないって顔を」
「大丈夫？」
「死者の乗る自転車か？」
「うん」
「もしかして、ナツメ妖怪ウォッチでケースケの顔を照らしてみて。」
照らすって、
「えっ」
「いいから早く！」
「えぇっ、何っそれ。」
「えぇ？」
「死者の乗る自転車がやったんだ。」
「うわぁ！」
ゴシゴシ
「消えない。」
「お前じゃないって言葉と関係があるのか。」
「ひょっとしてさっきの子にも。」
ピピッ
「妖魔レーダーに反応が、これはっ」
なんなんだろ？
「ここから強い反応があるんだ。」
「えっ、嘘俺の学校じゃん。」
あっ
「大丈夫か？」
「これって。」
「うん」
「あっ、俺と同じ跡だ。」
「この辺りにはもう居ない無体だたが。」
ピピッピピッ
「あっ、また出た！？」
「あの子だ。」
「てかっ、普通に塾通いしてる子だよね。」
「どうして襲われたんだろう？」
ピピッピピッ
「まただよ。」
またァ！？
「うわぁぁん、怖いのにやられたァァァ！！」
「おっ、俺とお揃いだよ。」
「う、うわぁぁん、うわぁぁん。」
ダメか、
「ばぁちゃんが見てない間にここで誰かにやられたみたいなの。」
「いつもの自転車のベルの音がしたからあの子がきたかと思ったんだけど違ったみたいねぇ。」
「あの子？」
「よく来くれる子がいるのよ、マサキくん。桜本町第一小学校の6年生でね、いつもそこのハルコイゼミナールって学習塾の帰りによってくれるの。」
「桜本町第一小学校とハルコイゼミナールって。」
そこって
「私達が寄った場所。」
「おばあちゃんその子の家知ってますか？」
「こっちだ！」
「死者が乗る自転車はマサキくんがよく行く場所に出てるってことか。」
「きっと何か関係があるんだよ。」
「もしかして、マサキくんが呼び寄せているのかも。」
ピンポーン
「出てこないね。」
「居ないのかな？」
「ちょっとあんた達、ここには誰もいないわよ。」
「えぇ」
「あの、マサキくんってご存知てすか？」
「あぁ、その子なら」
「ちょっと待ってくれないかな！」
誰？
「その話、僕も詳しく聞きたいんだけど。」
「きっ、君は！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mira2363(プロフ) - みょんさんわかりました。次の投稿で書きます。 (2019年3月30日 21時) (
レス) id: 2f4d80da2c (このIDを非表示/違反報告)
みょん - 主な登場人物達の設定って書いて貰えませんか？ (2019年3月30日 21時) (レス) id: 20bca95305 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mira2363。 | 作成日時：2019年2月27日 16時
