過保護すぎるおっぱたち. (ページ32)

今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:4,278 hit

32 ページ32

2階の洗面台で歯磨きをしているとグクも上がってきて

JK「あ、俺も歯磨きしよ」

そう言って洗面台にあるコップに立てられた歯ブラシを手に取った。

さっきの事があってなんだか気まずくて少し距離を開けていると

JK「さっきの事まだ気にしてんの？」

『へっ、んぐっ、気にしてないよ』

急に聞かれたもんだからびっくりして飲み込んじゃったよ((

JK「ふーん、て、今飲み込んだよね？」

そう言って笑ってくるグク。

『急に話しかけてくるからじゃん！』

JK「何俺のせい？笑笑」

『うんグクのせい』

JK「それはそれは」

『もうっ』

あ、普通に話せてる。
やっといつものペースに戻ってきたよ

先に歯をみがき終えた私は歯ブラシを歯磨きセットに戻そうとすると、私のを掴んだ大きな手。

『え？』

JK「なんで戻すの？毎日使うんだからここ立てとけば？」

そう言ってコップを指さすグク。

『あ、うん。そうする。ありがとう』

そう言ってコップに立てかけた。
その後グクも磨き終わってコップに歯ブラシを戻した。

なんか新婚さんみたい←
とか思ってると

JK「あ、くっつくの嫌？」

なんて言って歯ブラシの位置を変えようとするグクの手を止めて

『嫌じゃないよ、そのままで大丈夫！
部屋戻ろ？』

JK「ん」

そう言って2人で部屋に戻った。

...そこでまた驚く私←

『..え、グク？』

JK「ん？」

平然とベットに寝転ぶグク。
...この部屋にたったひとつのベットに。

『ベット、ひとつだけ？』

JK「うん」

『ふ、布団は？』

JK「ない」

『えっ』

JK「え、何？寝ないの？」

『寝る所がない』

JK「ベットがあるじゃん」

そう言って隣をポンポンたたくグク。

『えっ、まってここってペアの人と一緒に寝るの？』

JK「うん？そうだけど、え、知らずにおっけーしたの？」

...だからか。2人部屋って伝えた時グクが赤くなったのは。

てか2人でひとつのベットに寝るとか心臓止まるから無理なんだけど。

JK「そんなに嫌？」

『違うくて、その一緒に寝たら心臓が...』

JK「え、何、病気持ってるの？」

『あ、っ嫌そうじゃなくて、緊張で心臓が押しつぶされそうだから』

JK「なにそれ笑
いいから、もう一緒に寝るしかないんだし諦めて隣来たら？」

確かにそれもそうだ。ここに住むってことはもう毎日一緒に寝るしかないから、あーだこーだ言ってても意味がない