A side ページ12
「りぃだぁ大丈夫かなぁ…」
「大丈夫だよ、絶対。翔さんもついてるし」
「う〜ん…」
どうも落ち着かない…。
「ねぇ、見に行っちゃだめかなぁ？」
「翔さんが待ってろって言ってるんだから、待ってなきゃだめでしょ」
「けどさぁ…」
また2人が、2人だけで抱え込もうとしてる気がしてさぁ…。
2人が離れてっちゃうような気がして…。
そんなことないのは分かってるんだけど、どうしても…。
「所長さん帰って来たらさ、聞いてみようよ…」
そしたらタイミングよく、所長さんが入って来た。
「あ、あの…りぃだぁは…？」
勢いよくソファから立ち上がって、所長さんに尋ねた。
「もう大丈夫です。随分よくなってますよ。あ、見に行ってみますか？」
何だか俺の考えてることを見透かしてるみたい。
だけど、所長さんからそれを言ってくれたことは、良かったかも。
「え…いいんですか…？」
「えぇ、もちろん。2人も喜びますから」
「是非…！ねっ！？」
「うんっ、行きたい」
「お願いしますっ…！」
所長さんが、凄く優しい顔して笑ってくれた。
「行きましょうか。どうぞ、こちらです」
3人で顔を見合わせて、所長さんについて部屋を出た。
「あっ…！」
ガラス越しに、2人の姿が見えた。
翔くんはりぃだぁの方を見ているから、背中しか見えないけど、動き方から判断して、多分笑ってる。
りぃだぁは、ベッドに寝転んでいる。
少ししんどそうだけど、柔らかい笑顔で翔くんと話してた。
あの笑顔見ると、やっぱり安心するんだよな〜。
ふっ、とりぃだぁが俺たちを見た。
微笑んで、ゆっくり手を振ってくれてる。
それに気づいた翔くんも、振り返って俺たちを見る。
「おぉ〜い！！」
「やめろよ、子供じゃねんだから…」
思わず両手で思いきり手を振っちゃった。
それくらい嬉しいってことなの！！
「中で、お話ししてやって下さい」
入室のお許しが出たから、遠慮なく2人のいる部屋に飛び込んだ。
「りぃだぁ〜！！もう大丈夫なの〜！？」
仰向けに寝転んでいるりぃだぁの体に抱きついた。
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ほっぺ大福(プロフ) - 美唯さん» 今年もよろしくお願いします(*^^*)もうすぐ移行となりますが、良かったら読んでやって下さい！ (2016年1月2日 17時) (
レス) id: 3fb09271d5 (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - あけましておめでとうございます(笑)また続き楽しみにしてますね(笑) (2016年1月1日 8時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
ほっぺ大福(プロフ) - 羅瑠亜さん» ありがとうございます(*^^*) 一応受験生なもので…(-_-;)更新遅くなるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします！！ (2015年12月12日 22時) (レス) id: 3fb09271d5 (このIDを非表示/違反報告)
羅瑠亜(プロフ) - 一気に読んでしまいました。とても面白かったです。勉学に小説に...とお疲れ様です＾＾応援しています。 (2015年12月12日 12時) (レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 智くん大丈夫かな…？｡続き楽しみにしてますね(笑) (2015年12月9日 16時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほっぺ大福 | 作成日時：2015年12月4日 15時
