ストーカーな僕と共依存 ページ4
side:T.J
俺は高校生の頃、クラスメイトに一目惚れした。
一瞬、女に見間違えるが男で。
同性に恋心を抱いたのは、初めてだった。
手に入れたいと思った。
名前は"京本大我"
俺は授業の一環として話す程度にしか、話したことが無かった。
俺が放課後まで寝ていたとき、教室に京本だけが残っていた。
チャンスだと思い、告白した。
京本は俺の告白に対して、慌てながらも、OKしてくれた。
京本大我、基、きょもは俺の恋人になった。
俺はきょもを大切にしたいという想いと同時に、穢したいという感情もあった。
好きだから、あげたネックレスにGPSをつけた。
好きだから、鞄に盗聴器をつけた。
好きだから、冷たい態度になった。
この狂った愛を見せない為に。
嫉妬させようとして、女もつくった。
でも、好きなのはきょもだけで。
なのに、電話で言われたのは
"別れてください"
その言葉に俺は
"好きだよ、これでいい?"
と冷たくしてしまった。
本当に好きなのに。引かれる程、好きなのに。
"嫌い、大嫌い"
あぁ、やっぱり嫌われた。
きょも、ごめんね。
俺、間違えてた、、??
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作者名:栢木 紡麥 | 作成日時:2022年11月14日 22時