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・ END2 ページ3

別れようと思った。





樹の目に俺が映ってないから。


俺はこんなに好きなのに。


樹は女を見てる。



別れ話をしようと電話した。













何度目かに出てくれた。



「もしもし、何?」

「別れよ。樹。
別れてください。」

「は?なんで、」

「別れてよ。俺のこと、好きじゃないんでしょ。」

「何言ってんの、きょも。好きだよ。これでいい?」

「俺、は嫌、い。」

「え、??」

「俺は嫌い、大嫌いなのに、なんで、

そんな優しい声するの?ねぇ、なんで、???」

「きょも、落ち着いて。今から行くから。」

「」

「今どこ?きょも」

「」

「きょも?」




「樹、覚えてる??
高校生の頃。

樹は陽キャで俺は陰キャ。
ただのクラスメイトでしか無かったけど、樹が好きって言ってくれて嬉しかった。

俺もね、多分好きだったんだと思う。告白してくれた前から。

あれも嘘?どこからが嘘?

好きって言ってくれたこと?

1番だって言ってくれたこと?

樹、俺はね、今も好きだよ。」




「何言って、、」

「樹、ばいばい。」








「待って、」




『見つけた。
俺のこと、舐めんな。
どれだけ好きか知らない癖に』

『樹?なんで、?』

『俺、きょもが好きだよ。好きだから、場所分かった。』

『樹、俺のこと、すき ?』

『うん。好きだよ。大好き。愛してる。
愛が重いのもすげぇ好き。
俺、思ってるよりも好きなんだよきょものこと。』

『んふふ』

『かあいい』

『ずっと好きって言って?』

『うん。ずっと好き。何度でも言うよ。』

『ありがと』

『ごめん、心配にさせちゃって』

『ううん。大丈夫だよ。樹は俺のことが好きだから。大丈夫。』




side T.J



あの後、きょもと話し合って

同棲する事になった。

半分、監 / 禁するような形になった。


けど、


きょもが望んでいることだから。



END2 『共依存』

ストーカーな僕と共依存→←・ END1



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作者名:栢木 紡麥 | 作成日時:2022年11月14日 22時

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