泣いては叫んだ蝉の声[ハイキュー] (ページ3)

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一目惚れ2 ページ3

Aside

３年生が始まって初めての席替えだ。

どうやら私の隣は男の子らしい。

思いきって自己紹介でもしてみようかな。

「初めまして！私美術部のAA！よろしく！」

私があまりにも急に自己紹介したためか、相手はしばらく固まっていた。

しばらくすると状況を理解したのか、相手も自己紹介を始めた。

瀬見「俺は瀬見英太、バレー部でセッターやってるんだ。よろしく」

カッコいい、思わず口に出そうになって、少しびっくりした。

頬が紅くなりそう。私どうしたんだろう？

と、とにかく今はお返事をしなくちゃ！

「バレー部のセッター！！凄いね！瀬見君は！」

あっ、やってしまった。勢いつけすぎた。

引かれちゃったかな。

なんか、それは、嫌だな。

あれ？こう思ったことなんて、１度も無いのに。

私どうしちゃったんだろう？

ーーーーーーーーー
美術部にて

「ねぇあみみん、何か私変なの」

成瀬「どこら辺が？」

「頭と顔と胸」

成瀬「どんな風に？」

「頭は一人の事しか考えられなくて、顔は目が合うと熱いし、
一緒に居ると胸がドキドキするの」

成瀬「ほーん、Aは恋してるのよ！」

「恋！？///」

一瞬で顔が紅くなる。

成瀬「ところで、お相手はー？誰？誰？」

「瀬見君」ﾎﾞｿｯ

成瀬「あのバレー部の！？あちゃー、アイツぁモテるよ」

「そうなの？」

成瀬「そうそう。」

「やっぱりカッコいいからなのかなぁ」

成瀬「私が良いこと教えてあげる！

. . .
貴方からアタックすれば良いのよ」