泣いては叫んだ蝉の声[ハイキュー] (ページ12)

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彼岸？死岸？ページ12

Aside

私もう瀬見君と会えないのかな

なんて考えていると、

女神「ワタクシは女神、貴方達のことずっと見てましたの。貴方達いい人達なのですね、
子供を責めるどころか運転手のことも責めないなんて！
ワタクシあの運転手に腹が立ったんですの、だってこんなに健気なカップルを引き裂くんですもの！
あの後ワタクシの力を使って運転手に天罰を与えましたの。
貴方は一度完全に死んでしまいましたの。
けどワタクシの力を使って貴方を生き返らせてあげますの！
ただし、目の色だけはワタクシと同じ赤ピンクになりますの」

「お願いします！目の色なんて気にしません！瀬見君に会わせてください！」

女神「ワタクシ感動しましたわ！貴方の熱気！貴方が一度死んだと言うことを
覚えているのは運転手と彼と貴方だけ、見た目も彼と貴方以外変わってることに気づかない。
いいですの？もうワタクシのところには来ないで下さいね！」

「ありがとう！女神様！」

女神様にハグをして、離れる。

女神「今度こそ幸せになってA」

「?、はい！」

さよならと言った女神様は何処か悲しそうな顔をしていた気がした。

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女神「あの時助けたあの子達があんなに大きくなって、
感動的ですわね」
そう言って静かに誰もいない世界で女神は涙を流すのであった。