気がつくと私は紫色の妖精の双子の姉でした (ページ17)

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第14Q.入院しましたページ17

昨日、心肺停止したため検査入院する事になった
今はベッドで点滴を受けながら寝ている

母｢この検査で異常が無かったら退院だって｣
貴｢お母さん、心配かけてごめんなさい｣
母｢いいのよ。真琴が無事でよかった｣

ガラガラ…

誠｢ただいま。言う通りに征十郎君と征華ちゃんに[今日は遊べない]って伝えてきたよ｣
貴｢ありがとう。誠兄さん｣

お母さんと話をしていると、誠兄さんが帰ってきた
昨日、征十郎と征華ちゃんに敦を連れて遊ぶ約束をしていた
でも今は入院中。とても遊べる状態ではないため、誠兄さんに伝言を伝えに言ってもらっていた

貴｢そういえば、敦は?｣
母｢[行かない。マコちんの事嫌いだから絶対に]って｣
貴｢そっか…｣
誠｢まったく…一緒に遊べなかったくらいで怒るなよな
真琴だって、あの日曜日敦と遊びたかったよな?｣
貴｢え、うん;｣

そういえば、あの日敦も私との約束を破ったことになるよな
そう考えれば何故私がそこまで嫌われなければならないのかわからない
子供の心理はわからん←

貴｢…お母さん。ちょっと歩いて良いかな?｣
母｢え、うん。どうかしたの?｣
貴｢トイレ行きたい｣
母｢ああ、トイレなら病室を出て右に行ったらあるわ｣
貴｢はーい｣

私は点滴のガラガラ(←名前わからん)を持ちながらお手洗いへと向かった
そして、用を済ませ病室に戻ろうとした時だった

赤｢! ここにいるんですか!?｣
征｢どうして!?;｣
看護師｢どうしてって言われても…;｣

看護師さんに何かを問いただしている征十郎と征華ちゃんがいた

貴｢あれ、2人共何でここに?｣