流石にそれはない。【ジェイド・リーチ】

よんじゅうさんわ ページ46

外出＿



＿夢主side＿





ジェ「こ、こんなのありですか…!?」


『ありっしょ、私とのお出かけはデートなんでしょ？』


ジェ「で、でもこういうことじゃ…！」


『荷物持ち増えたしジェイドにとってはいい事じゃないの？』


ジェ「ちっとも良くないですよ…！！

…も、もっと用事がない日に来たかったんです…！何故、僕がおつかいを頼まれた時に限って…！！」


『一緒に街に行けばいいんじゃないの？だってそれが、ジェイドが言う"デート"なんでしょ？』ﾆﾔﾘ


ジェ「……………これは、やられました。Aさんもオクタヴィネル寮に選ばれるだけはありますね…(Aさんの顔が尊い)」


『まーこれも1週間分の食費を減らす為だしね』


ジェ「ふふ、僕はAさんのそういうところも愛してますけどね」


『進化していらっしゃる…』


ジェ「それはそれは…Aさんへの愛は日に日に増していますよ」


『へぇ…(興味なし)』





今日はジェイドとデート(おつかい)←


前にジェイドは一緒に出かけることがデートだって言った


だから、一緒に街までおつかいに来た


これもデートじゃん？


ジェイドは悔しそうにやられたって顔してた


なんでも、おめかしして私と来たかったんだとよ


乙女かおめーは()





ジェ「Aさん、おつかいついでに散歩しませんか？折角のデートですし」ﾆｺﾘ


『別にいいけど…』


ジェ「ふふ、ありがとうございます」







海岸＿





『へぇ、こっちの方は海なんだ……あ。あれがロイヤルソードアカデミー？』


ジェ「えぇ…そうですね」


『うわ、すご…キラキラしてんなぁ…』


ジェ「……Aさんは…ロイヤルソードアカデミーのことどう思いますか？」


『どう思う、とは？別になんとも思ってないけど…』


ジェ「Aさんはあのような校舎の方が好きですか？」


『え、あのお城みたいな校舎のこと？

いやいや、まじ勘弁』


ジェ「好きではない…と？」


『うん、ナイトイレブンカレッジの方が断然好きだわ。あっちの方が落ち着くっていうか……それに、私の性格上こっちではないよね完全に』


ジェ「そうですか…(安心)」


『え、何？ロイヤルソードアカデミーに転校して欲しいの？』


ジェ「まさか！！そんなことさせません。

…でも、もしそんなことがあったら……どんな手段を使ってでも止めますのでご安心ください。」ﾆｺﾆｺ


『ご安心出来ねぇわ…』


ジェ「ふふ…＾＾」





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