episode17 ページ18
side:夏油傑
止まらない血を押さえることさえも忘れるくらいだった。
現れた彼女は、高専で見た時よりも美しく見えて。
「遅かったじゃないか、A」
珍しく何も纏わない目元。どんな時でもきらきらと輝いている空色の瞳が細められた。
どうしてずっと、その光は失われないのだろう。それがずっと不思議だった。
「君で詰むとはね.....家族達は無事かい?」
「みーんな逃げたよ。京都の方もアンタの指示でしょ」
「あぁ__君こそ、あの二人をやられる前提で乙骨の起爆剤として送り込んだ、違うかい?」
少し皮肉げに言うと、彼女は一度目を閉じて、それからまたゆっくりと開いた。
髪が伸びたな。それは私もか。
日に当たる真っ白な肩にかかっていた髪は、今やもう背中まで伸びている。
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みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» そう言って頂けて嬉しいです...!応援ありがとうございました! (2020年12月1日 17時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 完結おめでとうございます!ゆっくりでも大丈夫ですので、原作楽しみにしております(o^^o) お体にお気をつけてくださいね♪ (2020年12月1日 16時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - さとうさん» 時間があれば書いてみようと思います!応援ありがとうございました! (2020年12月1日 12時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
さとう(プロフ) - 原作バージョン期待してます!! (2020年11月30日 20時) (レス) id: 8f897bc5c9 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» 前作からの応援ありがとうございます!コメント糧になります更新頑張ります! (2020年11月26日 19時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2020年11月26日 16時