episode13 ページ14
私がそう言うと、彼は面白くなさそうに顔を顰めた。
彼がこうなってしまったのは、多分私のせいなんだろうな。
きっと、あの時もし間違えていなければ、なんて。思っても遅いけれど。
だけど彼が私の生徒達に手を出すのなら、話は別だ。彼等には何の非もないのだから。
彼は高らかに宣言する。
「来たる十二月二十四日!日没と同時に、我々は百鬼夜行を行う!
地獄絵図を描きたくなければ、死力を尽くして止めに来い」
「思う存分、呪い合おうじゃないか」
その宣言を聞いた時、夏油の連れの一人があーっ!お店閉まっちゃう!と声を上げた。
「彼女達が竹下通りのクレープを食べたいと聞かなくてね、お暇させて貰うよ」
「このまま行かせるとでも?」
「やめときなよ、可愛い生徒が私の間合いだよ」
Aが言うが、夏油は手持ちの呪霊を出す。数が多すぎるそれは、あっという間に生徒達を取り囲んでいく。
結局彼等を追うことは出来なかった。
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みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» そう言って頂けて嬉しいです...!応援ありがとうございました! (2020年12月1日 17時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 完結おめでとうございます!ゆっくりでも大丈夫ですので、原作楽しみにしております(o^^o) お体にお気をつけてくださいね♪ (2020年12月1日 16時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - さとうさん» 時間があれば書いてみようと思います!応援ありがとうございました! (2020年12月1日 12時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
さとう(プロフ) - 原作バージョン期待してます!! (2020年11月30日 20時) (レス) id: 8f897bc5c9 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ミラさん» 前作からの応援ありがとうございます!コメント糧になります更新頑張ります! (2020年11月26日 19時) (レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2020年11月26日 16時