三十五話 ページ35
「...あ、もしもし織田作？御免ねこんな夜に。実は今日＿＿」
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私はまだ地元の大阪府に滞在していた。両親の葬式の事など、色々やらなければならないことが増えたからには、直ぐには戻れない。
だから、織田作に云って、今マフィア関連で動いている組織などを伝えて貰った。
その中に私の両親を殺した奴がいるかもしれない。私がマフィアだと知っていて、私目的でおびき寄せる為に殺したのかもしれない。
「そうだとしたら、」
私がマフィアにならなければ、
「ん"っ！？」
突然布かなにかで口を覆われて、路地に連れ込まれた。
油断した、若しかしたら此奴らがそうかもしれないのに、マフィア幹部補佐ともあろうものが...！
「...此奴で間違いないのか」
「はい、ありません」
不幸中の幸いとでも云うべきか、目の自由は許されていた。声のする方を見ると、そこには、
「...っ！」
伊太利亜のホテルで助けて貰った人がいた。
あの時と同じ、薄茶色の背広を来ていて、丸眼鏡を掛けている。
また間違いを重ねた。あの時もっと警戒していればよかった、問い詰めればよかった！
如何して自分のことを必要以上話さないあの人の事をもっと不信に思わなかったんだ。
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みるくてぃー(プロフ) - りーこさん» コメント有難うございます！面白いと言って頂けて光栄です...頑張ります！ (2019年10月8日 22時) (
レス) id: 7b7340be6b (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - コメント失礼します。織田作が出てくる小説を初めて読みましたが面白かったのでこれからも更新頑張ってください。お気に入り登録しておきます。 (2019年10月8日 20時) (レス) id: 84cbb07a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2019年10月3日 0時
