幼馴染の姉貴 (ページ14)

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某J事務所

『(どこから入ればいいんだろ…)』

『(あ、警備員さん)』

『あの、すみません、瀬木Aなんですけど、』

警備員「あ、瀬木様ですね。お話は聞いています。どうされましたか？」

『駐車場はどちらでしょうか?』

警備員「お聞きしている場所はあちらの所を曲がった所です」

『ありがとうございます!迷っていたもので助かりましたﾍﾟｺﾘ』

警備員「いえいえ。」

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ｺﾝｺﾝ

“あ、来たのかも。”

“はーい”

ｶﾞﾁｬ

宮舘「あってた。こっちのソファーで横になってて。熱が38.4℃くらいで。」

『分かった』

『失礼します』

目黒「あ、Aさん翔太くんここです!」

目黒「ついさっきなんですけど、寒いって言ってまして…吐き気はないそうなんですけど…」

『熱上がるかもなぁ…』

『翔太〜来たよ?今から私の家だけど、起き上がれそう?』

渡辺「ん…?、…たぶん、」

『大人になってからの38℃超えるのはきついよなぁﾅﾃﾞﾅﾃﾞ』

渡辺「きちぃ…あさ…は、だいじょうぶ…、だったんだけど…」

『うん、そんなに急だったんだね。寒いって聞いたんだけど、それだったらまだ上がると思うから、今のうちに行こ?』

渡辺「ん。…」

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『ただいま〜』

阿部「邪魔します」

『翔太、しんどいと思うけど手だけ洗っとこ!』

渡辺「ｺｸｯ…」

渡辺「A〜…」

『はーい、あ、終わったのね』

『阿部さんも手を洗う時、ペーパータオルあるので使ってください!』

阿部「ありがとうございます!」

渡辺「…ｷﾞｭｰｯ…」

『ん。私も手洗うからそれまで待てそう?』

渡辺「…後で連れてって。」

『いいよ』

渡辺「じゃあ待ってる。」

『ありがとうね?』

渡辺「ｺｸｯ…ん。」

3人とも洗い終わって

『ﾖｲｼｮ…阿部さん、寝室まで行きますが、良かったらリビングに荷物を置いて大丈夫ですので』

阿部「ありがとうございます。あの…失礼かもですが、翔太抱っこしてますが重くないのですか?」

『慣れですね、それにコツです。持ち方間違えると人は結構重いですし』

阿部「なるほど…ありがとうございます！」

『いえいえ』