この歌を貴方へ！【マッシュル】 (ページ7)

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貴方「それで……そちらの私への処置はどうなさるのですか。」
オーター「…まず先程言っていた異世界についてできるだけ詳しく説明してください。吐かなければ少々強引に吐かせます」

そんなことしなくても全然喋るんだけど、え、私を猛獣かなんかと勘違いしてんの？？

貴方「そのような事をせずともここ(魔法局)から出ようとは思いませんよ。先程も言った通り私は時空間を通ってこの世界へ来ました。
ですのでこの世界の常識や概念、ましてや通貨等はゼロですから。それで…何から聞きたいのですか？」

私の回答に少々満足したのか、少し表情が穏やかになった気がする。ただ、まだ警戒されているようだ。
……こいつさては意外と気性が荒いタイプだな…！

オーター「…貴方の世界に魔力は存在しますか」
貴方「うーん…どちらとも言えます。
私たちの世界では魔力というエネルギーの他に妖力、聖力、神力、想力等があります。違いとしては性質と放出の感覚ですかね。ただ、一般的に普及しているのは魔力のみです。
私が扱っているのは、魔力と神力ですね。」