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それから地下の出口に向かって歩きつつ、途中でワースというレアンの先輩と会ったこと、それとセルとの戦いのことを話した。
レイン「…お前、あんまり手の内を晒さねぇ方がいいぞ。」
貴方「失礼だなぁ、攻撃魔法は1つしか使ってないよ。あ、それとマッシュさんが割ってしまったけどこれ……」
そう言ってしまっておいた布に包まれている魔返しの鏡(だったもの)を差し出す。
貴方「この前紛失したって言ってた魔返しの鏡。命令してくれれば直すけど。」
レイン「いや、いい。助かった」
貴方「別にいいよ？偶然拾っただけだし。」
そうこうしているうちに出口に着いた。懐中時計を見てみるともうすぐ日が変わりそうだった。
貴方「もう遅いし、校長への報告は明日だね。」
レイン「そうだな。部屋まで送って行くか？」
貴方「いいや、どうせまだ仕事あるんでしょ。私のことは気にするな。」
レイン「そうか、じゃあおやすみ」
貴方「うん。また明日ね。」
*
翌日
貴方「……汗」
マカロン「ふふっ♥昨日の夜どこへ行っていたのかしら？」
はい、消灯時刻を過ぎて部屋を出たことバレてました。だってしょうがないでしょ！！あんな大きな音が出てたんだから！！
ちなみに今私は床に正座してます。マカロンさんは椅子に座って優雅に紅茶を飲んでます。
貴方「……あの……そのぉ〜…」
マカロン「ん？♥」
ハートが黒い！！怖いよぉ！！
助けてフリーレン！！
貴方「…地下ニ行ッテマシタ」
マカロン「1人で？」
貴方「レインクント一緒デシタ…」
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作者名：水無月 | 作成日時：2024年2月25日 13時
