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貴方「そうでしたか。すみません、わざわざ」

マカロン「気にしないでちょうだい。それよりも…貴方もしかして、楽器使ったことあるのかしら。」

貴方「んえっ!?」


唐突に別の話題を出され、さらに図星だったので危うくむせそうになる。


貴方「…何故そう思ったのですか?」

マカロン「呼吸よ、呼吸。ずっと腹式呼吸してるわよね。」


そこかぁ〜!!私の固有魔法、楽器を扱えることが前提条件だからずっと練習してんだよねぇ。


貴方「フルートとピアノを少し。それにしてもよく気が付きましたね。マカロンさんも音楽、していらっしゃるのですか?」

マカロン「私はピアノをやっているわ。」

貴方「そうでしたか。良ければ今度、効率の良い練習方法などありましたら教えていただけませんか?」

マカロン「全然いいわ!……あら、そろそろ時間ね。行きましょうか。紅茶、美味しかったわ」


え、何この母性に溢れてるおかまさん。頼れすぎじゃない?

貴方「そうですね。」

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作者名:水無月 | 作成日時:2024年2月25日 13時

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