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ウォールバーグ「今日ここに来て貰ったのは寮決めについてのことなのじゃが、このユニコーンの角に触って貰えないかの?」
そう言って隣にある?居る?ユニコーンに視線を向けた。
貴方「分かりました。触ればいいのですね……失礼します。」
そう言って私はユニコーンの角に触れた。
ユニコーン「(この子は……有り余る探究心と好奇心に満ち溢れている。それでいて魔法の才能はそこらの二本線よりも断然上…うーん)
…君はオルカ寮じゃ。」
貴方「…はい。ありがとうございました。」
オルカ……か。移動中にレインくんから聞いてたけど同じ寮じゃなかった…悲しい。
ウォールバーグ「オルカ寮か。部屋を用意しておこう。レインも、時間を取らせてすまなかったのう。」
レイン「…気にしてませんので、お気遣いありがとうございます。」
*
あれから教材の事とかその他諸々やってたらもう消灯時刻である。
用意された部屋にレインくんが送ってくれるようなので、お言葉に甘えさせてもらった。
貴方「っはぁ〜!堅苦しくて疲れちゃった。でもレインくんと一緒じゃないのちょっと残念かもな。」
レイン「…そうか。まあ頑張れよ。」
貴方「そっちこそ……じゃあ今日はありがとうね。おやすみ」
レイン「…あぁ。」
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作者名:水無月 | 作成日時:2024年2月25日 13時