この歌を貴方へ！【マッシュル】 (ページ31)

今日:33 hit、昨日:57 hit、合計:20,205 hit

28 ページ31

最初に校長さんに会いに行くようで、長い廊下を歩いていた。レインが神覚者だからか、隣を歩いている私を見る生徒はびっくりしている人が多かった。

(ちなみに女子の方々からは嫉妬と怒りの気配が感じられて内心ビクビクしてました。)

貴方「ほえ〜、二本線が多いね。そんな名門なの？ここって」

レイン「ああ、名門と言われている魔法学校はイーストン以外にセント・アルズ、ヴァルキスなんかだな。」

貴方「ふーん…」

そうやって歩いていると、大きな扉の前に来ていた。レインが3回ノックをすると、「入りなさい」と中から声が聞こえた。

ｶﾞﾁｬｯ

中に入ると私よりもかなり身長が高い高齢の男性が座っていた。

貴方「(見る限りライオさんと互角かそれ以上ってとこかな。魔力を制限していても私は誤魔化せない。)
初めまして、レインさんからお話は聞いていると思いますが一応、A・ミーリロティスです。」

丁寧な言葉使い、そして完璧なお辞儀。私の演技力を舐めてもらっちゃあ困る。
レインくん達には心を開いているとはいえ、これでも前の世界では１ヶ月位はずっと敬語で通せたんだ。

ていうかさっきから隣にいるツートンさんの視線が痛いんですけど。

ウォールバーグ「そう畏まらんでもよい。此方から声をかけたのじゃから、気にするでない。」

そう言ってにっこりと笑った。

あ、これダメなやつだ。優しすぎるおじいちゃんパワーみなぎってるわ。すげぇ

*

公開するの忘れてました…すみません。