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レナトス「あ?これはフェイスペイントじゃなくて”痣”だ。んなこともわかんねぇのかよ。」
貴方「…痣?この世界の住民は皆そのような痣があるのですか?」
レナトス「それすら知らねぇのかよ…」

結構厄介な異世界に飛んできたな…めんどくさい
さっき言ってた魔法不全者ってのも気になるし。
…少し魔力が戻ってきたし、回復かけるか。この傷放置してっと失血死しそうだし。

そう思い私はお腹に手を置き直し、自分に魔法をかけた。

貴方「回復魔法(ヒール)

パァァァ!

……はぁ、だいぶマシになった。完治はしてないけど。
ライオ「!お前、痣がないのにどうやって魔法を」
貴方「逆に痣がないと魔法使えないのですか、この世界もめんどくさいものですね。」

オーター「…その言い方だと、まるで異世界から来た人みたいですね。」
貴方「逆に今まで気づかなかったのですか?」

オーター「…とりあえず傷が癒えたのなら1度室内に移動しましょう。話はその後じっくり聞きますので。」

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作者名:水無月 | 作成日時:2024年2月25日 13時

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