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それから2日後、なんやかんや手続きが終わり私は街にある訓練場に来ていた。

その目的はもちろん腕試し。
こちらの世界に来てから戦闘と言う戦闘はしていなかったので、前の世界で得た技と知識を再確認しようと言う魂胆だった。


貴方「さぁ〜て、何から試そうかな?」


と言いながら木でできた杖を取り出す。装飾等は施されておらず、シンプルなものだった。
ちなみにこれはレインから

”レイン『貰ってばかりだと気持ちわりぃ』”


と前日杖屋に行って買って貰ったものである。

訓練場は初級者向け、中級者向け、上級者向けと分かれており、とりあえず怖いという理由でAは初級者向けに居る。

場内に入ると、天井は無く、広々とした床が砂でできているスペースに6歳前後っぽい子供が親と一緒に何人か居た。

詳しく見てみるとエネルギー弾を撃っている子供が多かった。


貴方「(……やっぱり中級者向けのところが良かったかも。)まあいいか。」


そして早速杖をひと振りすると、Aの足元からシロツメクサが咲き乱れた。

するとそれに気がついた子供が1人、こちらに近ずいてきた。


子供「お姉ちゃんすごい!ねえ、もう1回見せて!」

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作者名:水無月 | 作成日時:2024年2月25日 13時

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