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貴方「っと。マドルは起きたのか。」
魔法局に戻ると、すぐさま口調を変えて誰に聞かれても良いようにし、さっき書いた線も消した。
どうやらオーターさんは既に起床して仮眠室の扉の向こうにある執務室にいるっぽい。じゃあ私も執務室に行こうかなぁ〜☆
ガチャッ
貴方「マドル!起きたの…か……?」
アレェー??何で神覚者の皆さん勢揃いで??
オーター「やっと来ましたか。」
貴方「あ…あの、何で皆さん勢揃いで……?」
ソフィナ「オーターさんから招集があり、貴方と契約をすると聞いて、先程契約内容を確認したところです。」
レナトス「いや〜まさかライオさんが負けるとか〜、想定外っつうか……w」
ツララ「うぅ、寒い」
ふぅーん……え
貴方「マドル……?まだ契約してなかったのか?」
じゃあ信用度の小瓶のやつすっげえ恥ずいんすけど。
オーター「貴方が気絶したので出来なかったんですよ、やり方等分からないので。それと、貴方の傷を治したのはソフィナです。」
貴方「あ、ありがとうございます。」
ソフィナ「いいえ、別に。さすがに男性にお腹の傷を診させる訳には行かなかったので。」
うっわ〜聖女やん。そういや契約書は何処行ったんだ?
貴方「本題に戻りますけど、現在契約書はどうなっていますか?」
オーター「……ここにあります。」
スッとオーターさんが自分の机の引き出しから契約書を出す。
貴方「それじゃあ、早速契約するか。」
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作者名:水無月 | 作成日時:2024年2月25日 13時