8.暴走の罪と魔力 ページ10
エ「？」
ミ「……!!町の方からだ」
私達はミードくんの後を追い、酒場を出た。
バーニャ村ー
聖騎士「お前たちよく聞け！日が沈むまでにこの剣を抜かねば今までの取り立てを10倍にする!!」
貴《うわっ。お前らが刺した剣だろ？自分で抜きなよ……》
人1「そんなあんまりだ！」
人2「酒一本作るのがやっとっていうのに！」
人3「ミードの奴があんなことするから!!」
村人が口々に不満を漏らす。その声を制した人がいた。
村長「いい加減にせんか！」
人1「村長…」
村長「儂らの誇りを傷つけたのは誰じゃ？ミードか？違うだろう！あの子は儂らを代弁していたのではないか!!?」
そんな言葉を聞いて村人達の心は変わる。
人「よし…さっさと抜くぞ!!!」
全「「オオー!!!」」
村人達は剣をぬきはじめた。
ｸﾞｲｯ
人「抜けろ…!!」
だが、その剣はビクともしない。
すると、ミードくんが割って入った。
ｶﾞｼｯ
人2「ミード!?俺たちがやっとくから下がってろ！」
ミ「うるせぇ!!…お前らこそどいてろ……!!」
人3「じゃあ一緒に抜くか」
人4「そうだな」
ｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!
ミードくんと村人達は頑張って剣を抜き始めた。
聖騎士1「ヒャハハハハ!!!俺らはお前らの作った酒でも飲んでてやるよ！」
聖騎士2「バカどもにカンパー…」
貴《
聖騎士が飲もうとしていた酒は灰と化する。
聖騎士1「このガキ！何しやが……」
貴《人々も守る聖騎士の恥さらし。……今すぐに立ち去れ！
ｸﾞﾊｯ
呆気ない。
メ「流石だなA！」
貴《団長……眠い……》
魔力を使いすぎた……
エ「A、眠いの？」
貴《魔力の使いすぎ……直ぐに戻…る……》
Zzz…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サウザントリーフ☆梅雨☆ x他1人 | 作成日時：2021年3月5日 20時
