君の隣にいさせて【七つの大罪】 (ページ11)

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9.暴走の罪とウェイトレスページ11

夜。豚の帽子亭はとても賑わっていた。

私が魔力回復のため、眠っている間に、聖騎士が村の地下水源に突き立てた剣を、団長はいとも簡単に引っこ抜いたのだ。

七つの大罪ってバレてないよね……？

おかげで村の人達からは物凄く感謝され、お店はバーニャ村の人達でたくさんあふれかえっていた。

貴「むん！」《今日はお客さんがいっぱい！頑張ろうね、エリザベス！》

エ「はい！私に上手くできるでしょうか…こういうことするのは初めてなのでドキドキ…してます……!!」

メ「そーかそーか初めてか。もっかい言ってみ、もっかい！」

ホ「何に興奮してんだてめーは」

恥ずかしそうにもじもじしてる姿がなんともいじらしい。
私にもそれくらいの可愛さ分けてくれ。＜(_ _)＞

貴「むむん！」《大丈夫！私が1から教えてあげる！》

エ「A……！頼もしいです…！」

えへへー照れるなぁ( ◜௰◝ )←

私とエリザベスはウェイトレスとして接客しつつ、お客さんの会話から、〈七つの大罪〉の情報と、次に聖騎士についての情報をあつめるんだけど……そう簡単には見つからんねぇ……。

人1「マスター！バーニャ何年のがある？」

メ「十年ものと十二年もの」

エ「あわわ」

エリザベスが困惑して居る

人2「姉ちゃん！注文いいー？」

エ「はっはひ！ただいまー!!」

噛んでる……大丈夫かな？

人2「えっと…アップルっぽいパイ3つ…いや5つ渡り鳥のチーズ焼き4つね？」

エ「…」(@_@)←混乱中

人3「おーい？聞いてる」

エ「あ！えっとパイっぽいお〇ぱいと渡り豚のチーズ焼き8つずつですね!!」

人2「全然違う」

貴《えと……アップルっぽいパイ5つと、渡り鳥のチーズ焼き3つですね》

人2「そうそう」

エ「ごめん……ありがとうA」

貴《大丈夫！誰だって間違いはあるんだからさ！》

私もそうだったし…あー思い出すのやめやめ！恥ずかしいったらありゃしないし。