もう、大丈夫【キルア】 (ページ29)

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番外編本編に沿わないですページ29

11/11 ポッキーの日

トリップ中の話。
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Aside
「なぁ、A、今日なんの日か知ってるか？」

今日？今日って……。

「11/11(ワンワンワンワン)で犬の日？」

「ちげーよ(可愛いけどさ)」

あれ？違うっけ？

「じゃあなんの日？」

すると、キルアはどこからか、お菓子の箱を取り出した。

「ポッキーの日だよ(笑」

あーね。

「そんな日があったね。リア充がイチャイチャしまくるイベントの一つだ」

面倒くさいんだよね。あーゆーの、見せられてさ。

「そうそう、それ。で、今この場にポッキーがあって、ポッキーの日だから」

「何？」

キルアはニヤリと笑った。

「俺達もしない？“ポッキーゲーム”」

ポッキー……ゲーム……。

「な、なななななんで、キルアがそんなこと知ってるのよ！」

すると、私はある憶測にたどり着く。

「さては、やってんな！「ちげーよ！」……」

なんだ。違うのか。

「他に誰とやるんだよ「ゴン」……お前、実はアホだろ」

キルアに白い目を向けられた。ごめん。今の軽い冗談だから。

「じゃあ。『A』？「それも違う」……即答だね」

「だから、ちげーって言ってるだろ」

キルア、ついに不貞腐れた。

「ごめん、ごめん。軽い冗談だから」

「へー……」

キルアは急にニヤリと笑った。なんか、嫌な予感しかしない。

「じゃあ、罰としてポッキーゲームな！」

NO ooooooooo‼

「当たり前だろ。俺に冗談なんて言うから」

あー、今日命日ね。

「ほは、はあうひおよ(ほら、早くしろよ)」

もう、構えてるし‼拒否権ないのね‼

「いっほんはけはから、へつにひひはろ？(一本だけだから、別にいいだろ？)」

いいとか、悪いとかじゃないの。

私、全キルアファンに殺される。

仕方ない……。

ふれあう寸前で折ろう。

「ひなみにほっはら、ほういっほんはから(ちなみに折ったらもう一本だから)」

エスパーかよクソ！

私は仕方なく、反対側を加えた。

至近距離だから、ものすごく恥ずかしい//////

「いふおー(行くよー」

サクサクサク

うぅぅ……ん？

なんか、後ろから固定されてる⁉

ねっから、折らせる気ないじゃん！

あと5

4

3

2

1

チュ