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大丈夫10 ページ12
Aside
しばらく、キルアのフサフサな髪の毛を撫でていると、耳元でスースーと寝息が聞こえた。
「キルア寝ちゃった」
キルアは泣き疲れたのか、眠っていた。
余程のことだったのだろう。キルアの頬には涙の跡があった。
『キルアも辛かったよね。ごめん』
あの時の言葉。私はキルアが辛い思いをしているのは知っていたけど、私みたいな事なんて何一つなかったはずだ。
「なんで、あんなこと言ったんだろ」
しかし、これは困った。今の体制。
私とキルアは抱きついている。離れようと試みたが、キルアの力が強くて抜けださずにいた。
寝てるだけでもこのぐらいかよ。
しばらく1人で模索をしていたら、だんだんと瞼が重くなってきた。
私はキルアを起こさないようにそーっと移動し、ソファに体を預けて、そのまま意識を手放した。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキルア
猫のキルア
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作者名：水無月梅雨 | 作成日時：2020年10月14日 6時
