海が7 ページ9
「千鶴‼東ってこっちであってるの?」
「あぁ!つーか早く‼お前足遅えよ!」
「なんなのさー‼」
Aは目をグルグル回しながら走った。すると、東の門の門番がいた。女の人である。
「そなたらどこへ行くつもりだ?もしや希望の丘か?」
Aは「えっ?」と言い、その人を見た。千鶴は一歩進みでる。
「俺は千鶴。アンタ……ミナミの妹のカナミだろ?」
その人はゆっくり笑い、口を開いた。
「そう。我はカナミ。ミナミは我の妹だ。そして千鶴。また会うとは思わんかった。久しぶりだなぁ……そなたは誤って海に落ちた時……5年前か。助けたのは記憶ある」
Aはカナミに言った。
「あっあの‼私達、どうしても希望の丘に行かなきゃならないんです。そこに会わなきゃいけな人がいるんです。どうか通させてください」
カナミは瞬きをすると、あと口で笑った。
「ハハハッ。そなたは、面白いことを言う。気に入った。よかろう、通るがよい。ただし、ミナミは我と縁を切ってある。何故、千鶴が分かったのか、不思議だな。そうだ。これを貸そう」
そう言ってカナミは彼女に笛と剣を渡した。
「希望の丘には、この希剣と希笛を持っていくんだ。よいな」
2人はうなづくと門を通り、骨董屋へ向かった。
7人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月梅雨(プロフ) - 分かりました。教えていただき、ありがとうございます (2021年3月3日 7時) (レス) id: 7077dc23a8 (このIDを非表示/違反報告)
理紗@プロフ一部更新(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。私のCSSを変えていただけないでしょうか?どうやら再配布禁止の画像を使っていたので申し訳ないですが。大変ご迷惑をかけしました。全部が違反した分けではないのですが保証も出来ないのでよろしくお願いします (2021年3月3日 3時) (レス) id: c9fefc2be8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2020年11月3日 10時) (レス) id: 0b696e993f (このIDを非表示/違反報告)
橘 葵衣 - 続きが楽しみです。これからも頑張って下さい! (2020年11月1日 20時) (レス) id: bbcf5d6d19 (このIDを非表示/違反報告)
ロジャーさん月になって - 頑張って。更新してくださいね。 (2020年11月1日 19時) (レス) id: 02b5762701 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:水無月梅雨 | 作成日時:2020年9月12日 16時