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初詣※短い ページ5

「はぐれんなよ」

「わかってるよー」

承太郎と美梦は朝早く初詣に来ていた。何故なら美梦が神社に行きたいと言ったところ、承太郎が行くことを渋ったが、美梦が他の子を誘うと言った辺りで承太郎の方が折れた。ただし朝早くという条件付きではある

「寒い、眠い」

「……帰るか?」

「やだ、お詣りするもん」

帰るか?と聞くが固くなに行くと言って聞かない。そしてそのままの調子で人がまばらの中お詣りをして終わらせるとそのまま家に帰ろうとする承太郎の腕を引く美梦。承太郎がそちらを見ると甘酒を差し出す美梦がいた

「温かいから……えっと、一緒に来てくれてありがと」

「……お安い御用だぜ」

はにかむ美梦から甘酒を受け取る承太郎の顔は優しげだった

置いていく方も置いていかれる方も辛いならば→←年が開ける前に鐘をつく



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作者名:瑠璃眼空狐 | 作成日時:2018年1月14日 17時

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