エンドロール ページ18
ある春の日
桜舞うこの季節
昨日の大雨が嘘のように晴天が広がっている
満開の桜は卒業生の門出を祝うように、そして新たな出会いを応援するかのような花弁達が踊っている
そこには笑っている生徒や泣いている生徒など反応は人それぞれ。
その一人一人に違う3年間という短く、長いストーリーがあるのだろう
それは私も例外ではない
私は学校の校庭で桜を眺めていた
でも入学式とは違う
今は＿＿もう一人じゃない
pe「Aー…らだぁ………」
rd「泣くなよ、折角の卒業式なんだからさ」
『私達、みんな大学別々だもんね』
ぺいんとは刑事になるため法学部のある大学
らっだぁは教師になるため教育学系の大学
そして私は美術系の大学へと、それぞれ目標に向かって別々の大学へと進んだ
ぺいんとは別れが惜しくて泣いているのをらっだぁが宥めている
『……大学生になってもまたみんなで遊ぼうね』
rd「もちろん、無理してでも予定空けるわ」
pe「お、俺も…！卒業しても絶対会おう！」
やっと笑ったぺいんと。
三人で一緒に写真を撮った
きっと一生の宝物になるだろう
そうしていると横から後輩君達が走ってきた
syp「A先輩、卒業おめでとうございます」
ci「先輩と離れるの嫌やー！」
『君達私が卒業しても絶対勝手に家来るでしょ』
ci「バレました？」
ヘヘッっと笑うチーノ君の頭をはたいた
生意気な後輩達は去年この高校に入学してきた
一年しか一緒にいなかったが、それでもとても楽しい一年だった
pe「A！はやく飯行こーぜ！」
『あっうん！じゃあまたね二人とも』
syp「ええ、また今度」
rd「はやくー！」
『はいはい、分かってる！』
私は二人の元へ走り出した
＿＿＿雨上がりの晴天の下
一人の少女は悪役という役者を降りて、この物語の主人公へと戻った
エンドロールが流れるのはまだまだ先だろう
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みなもち(プロフ) - ねこまくん(ΦωΦ)さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (11月10日 19時) (
レス) id: 422edee945 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまくん(ΦωΦ) - "本編"終わりましたね！お疲れ様です！番外編楽しみにしています！ (11月9日 20時) (レス) @page19 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
みなもち(プロフ) - ねこまくん(ΦωΦ)さん» 何とか耐えました……！！！！設定は主も何度も見返しながら書いてますw!!応援ありがとうございます！！ (11月1日 23時) (レス) id: 422edee945 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまくん(ΦωΦ) - うわああああああああああ！！！主ちゃん逝かないでええええ！この小説面白いです！設定とか色々あるのにちゃんと全部つながるところとか大好きです！がんばってください！ 長文失礼しました。 (10月31日 17時) (レス) @page8 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
みなもち(プロフ) - アスルルさん» ありがとうございます！楽しんで貰えるように頑張ります！ (10月20日 8時) (レス) id: 422edee945 (このIDを非表示/違反報告)
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