贖罪 ページ36
翌日学校を終えると私は家ではなく、あるところに向かっていた
そこにはぴくと、それとチーノ君やショッピ君まで居た
手にはいくつかの花を抱え、誰も何も話さぬままどんどん道を進んでいく
そして付いた先は墓地だった
＿＿＿＿＿
『……おとうさん、おかあさん、兄さん。
…久しぶり。最近忙しくて全然これてなくてごめんね』
そう言って３つ並んだ墓地に水をかけて花を供えていく
今日は両親と兄さんの命日
大好きな人の名前が刻まれているその墓石を見るたび心が痛めつけられる
その度に思うんだ
”なんであの時死ねなかったんだろう”
”なんで一人生きてしまったのだろう”
ずっと後悔とも取れるそんな思いを抱えている
寂しい、なんていったらみんなはどう返すんだろう
『お母さん、私ねいっーぱい友達ができたんだよ。いつもいってたでしょ？私はだれとでも仲良くなれるって。きっと友達に恵まれるって』
お母さんに向かってそう問いかける
『お父さん、私、料理いっぱい、、覚えたんだよ？お父さんが私の作る料理が、大好きっていうから。いつも美味しいって言ってくれてたよね』
涙お父さんに問いかけた言葉が震えてどんどんを目の縁に涙がたまる
『にい、さ。わたし、べ、ん強、も、うんど、もすごい上、手になって、兄さんも超えるぐ、らいになっ、たよ？兄さんがいつもみて、くれてたからぁ…』
もう目からは大量の涙が溢れてくる
言葉も出にくくなってる
毎回、毎回ここに来ると泣いて過呼吸になることもある為毎回誰かがついてきてくれる
『っ…また、あいた、、い。な、んでどっかいっちゃったの、、？』
言葉にもならない悲しみが込み上げてきて、墓の前でみっともなく泣いてしまう
『ごめ、な、さ。あやまる、か、ら。かえ、ってきて…、』
帰ってきてほしくてなんどもなんども謝り続ける
意味がないと分かっていても、そうでもしないと心が壊れてしまいそうだから
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みなもち(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (9月3日 2時) (
レス) id: 422edee945 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 前編から見させてもらいました!神ですね!更新頑張ってください! (9月2日 10時) (レス) @page46 id: 1ecc253bd3 (このIDを非表示/違反報告)
みなもち - 何をするにも「ら」を言ってしまう人ですさん» あっまじでした汗すぐ直しますね！ (7月17日 22時) (レス) id: 99cda3bda5 (このIDを非表示/違反報告)
何をするにも「ら」を言ってしまう人です - 初コメ失礼します!タイトルが、少しおかしいような気がして……初見の人なのですみません!!前編で書いていらしたら本当にすみません!【b!】じゃなく、【d!】ではないでしょうか……二章をみて気付いたことなので、まだ前編は見てないです、書いてたらすみません!💦 (7月17日 18時) (レス) @page1 id: 3e8fde3e6c (このIDを非表示/違反報告)
みなもち(プロフ) - カギさん» 神作品だなんて…ありがとうございます！更新いっぱいできるよう頑張ります！ (7月9日 0時) (レス) id: 422edee945 (このIDを非表示/違反報告)
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