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河村「ふぅ、この辺にして休憩しよっか」
貴「はい、お疲れ様でした」
河村「いやいや、あれを返されるとは思わなかったよ」
貴「本当ですか!?なら次は、波動球を攻略しようかな!」
河村「……俺が言うのもあれだけど、ケガしないようにね;;」
……なぜか盛大に顔を引きつらせた河村先輩
内心首を傾げつつ、喉が乾いたのでドリンクを取りに
こっちも終わったのか、リョーマと合流
ボトルを煽っていると、ちょっと気になる光景
貴「ね、あそこ…」
リョーマ「…………」
壇君は今、堀尾君達と一緒だ
1年生は球拾いをしなきゃなんだけど…
リョーマ「ねえ、どーでもいいけど」
痺れを切らしたのか、リョーマが呼び掛ける
リョーマ「早く球拾い、やってくんない?」
貴「おしゃべりもほどほどにね?」
4人の周りには大量のボールが転がっている
きっと話に夢中になっていて、気づかなかったんだろう
僕とリョーマも手伝いの意味を込めて、ある程度拾ってあげた(案外リョーマも何も言わずやってくれた)
ラケットの面を黄色く染めているのに、ここにはそれを上回る程だ
1年トリオ「いっけ な〜い／ね〜 !!」
壇「す、すみませんですっ!!」
***
大石「集合!!今から、試合形式の練習を行う。挑戦したい者は、手を上げろ」
大石先輩が言い終わると、続々と手が上がる
この試合形式の練習、僕はとても好きだ
なぜなら、一般部員の人達が自由にレギュラーの誰とでも試合ができるから
レギュラーとそうでない者との実力差は、かなりの溝があるって言っていいほど大きい
だから自分の実力を知るためにも、こうするのが1番手っ取り早いんだ
もちろん、レギュラーにとっても試合前の調整でもあるから、双方にメリットがある
こういうのを『一石二鳥』って言うんだよね
大石「もう他に、やりたい者はいないか?」
堀尾「はいはーい!大石先輩、やりまーす!!」
大石「おっ、堀尾か」
堀尾「いえ、自分じゃなくて…こいつが、越前に挑戦したいそうでーす!」
リョーマ「ん……俺と?」
リョーマが顔を向けると、壇は頬を赤く染めて隠すように帽子のつばを押し下げた
……本当に壇君が言い出したの?
堀尾君、結構強引だし…
うぁぁ、不安になってきた…
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本眼鏡(プロフ) - あやなんさん» お久しぶりです、そして今気付きました！あちゃ〜……やっちゃったぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年5月26日 12時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼します！青学の応援なんですが、Eが抜けてる気がします･･･ (2019年5月25日 20時) (レス) id: fc61734a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 | 作成日時：2019年5月8日 20時
