348 〜小塚Side〜 ページ37
子供3「うわあ、おねえちゃんすごい!!」
A「ふふっ、ありがと。さ、もう危ない所に行っちゃダメだよ?」
仔猫「みゃあー」
Aちゃんは仔猫を地面に下ろし、頭を撫でた
足に擦り寄って返事?をすると、走り去って行った
子供4「あっ、行っちゃった。待って!」
子供2「おねーちゃんありがとー!!」
A「どういたしまして(ﾆｺｯ」
猫のあとを追って、子供達は一斉に駆け出した
ちゃんとお礼を忘れなかった子に、Aちゃんも優しい笑みで応える
A「壇君、荷物ごめんね」
壇「あっ、いえ、大丈夫です!……じゃなくて!!」
A「ん?」
受け取ったジャケットを羽織ると、壇君の言葉にｷｮﾄﾝとする
……自覚なし、か
幸村「A……今のはさすがに危ないよ」
柳生「貴方は女性なんですよ?もっと自分の身体を大切にしないと…」
仁王「あがん高い所から落っこちたら、シャレにならんぜよ」
丸井「マジでびびったぜ…」
ジャッカル「心臓に悪ぃ…」
A「……んん?」
立海の面々から詰め寄られても、彼女は不思議そうに首を傾げるだけだ
その表情が物語っている……この人達、何言ってるの?と
A「えっと……ごめんなさい?」
幸村「もうあんな危険なこと、しちゃダメだからね」
A「はぁ…」
曖昧に頷くと、ライトグリーンのパジャマを着た美人さん……幸村さんも、一応納得したようだ
A「(あそこからなら、ちょっとケガする程度だろうけどなぁ…←)そうだ、なんで小塚君と壇君がここにいるの?」
小塚「前に話した燕の調査だよ」
壇「僕は、小塚君のお手伝いです!」
A「へぇ……2人って、そんなに仲良かったんだね」
興味深そうな視線に、僕らはちらっと目を合わせた
実は壇君とは、小学校が一緒だったんだ
と言ってもその頃はそこまで話した事もなかったし、同じクラスになった事もない
ただ偶然、都大会の時にそれが分かって意気投合したんだ
壇「沢野さんはどうしたんですか?」
A「僕は、美術館の帰りに立ち寄っただけだよ」
柳生「ほう、美術館ですか」
A「はい。“オフィーリア”に会ってきました」
幸村「あっ、そっか。確か今、来てるんだっけ」
丸井「………誰だよぃ」
話についてこれないのにﾑｯとしたのか、ぷくーっとガムを膨らませる赤髪さん……じゃなくて、丸井さん
神奈川、美術館、オフィーリア…
これらから導き出されるのは、今神奈川のある美術館に期間限定展示している絵画だ
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本眼鏡(プロフ) - あやなんさん» お久しぶりです、そして今気付きました！あちゃ〜……やっちゃったぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年5月26日 12時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼します！青学の応援なんですが、Eが抜けてる気がします･･･ (2019年5月25日 20時) (レス) id: fc61734a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 | 作成日時：2019年5月8日 20時
