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休日
青学が全国大会出場を決めから初めてのオフ
こういう日は大抵リョーマと庭のコートで打ち合ったり、KZのみんなにテニスのコーチングしたりと、どこかに出掛ける事が多い
……ほとんどテニス絡みなんだけどね
もちろん、他の事もするけど
かくいう今日も、趣味である美術館巡りのため神奈川へと赴く予定だ
だが…
カルピン「ほぁ〜…」
貴「ううぅ…カルピン〜……」
リョーマ「……いつまでそうしてるの」
本日何度目かわからない、リョーマのため息
その視線の先には、カルピンの柔らかな毛に頬を擦り寄せている僕
仕方ないじゃない!!
だって…
貴「病院行くなんて聞いてないよっ!」
リョーマ「そんな大袈裟な…」
カルピン「ほあらぁ」
貴「でも!!」
リョーマ「ただの定期健診じゃん…」
そう
今日は年に一度、カルピンの定期健診に行く日なのだ
なぜ教えてくれなかった…!
リョーマ「あの試合で棄権負けしてから、ちょっと練習しすぎ。オーバーワークでドクターストップかかるレベルって、わかってる?」
貴「それとこれとは…」
リョーマ「七鬼に紹介してもらった美術館に見たかった絵が展示されてるって、喜んでたじゃん。こっちは俺が行くから、気分転換に行ってきなよ」
カルピン「ほぁら〜」
それに同意するかの如く、カルピンが声をあげる
確かにそれはそうなんだけど……!
リョーマ「俺、午後に連れてくから。帰りは一緒になるんじゃない?」
菜々子「そうですよAさん。今はまだ9時ですし、ゆっくりご覧になっても問題ないですって」
倫子「そうねぇ。ついでに、お昼も向こうで済ませちゃったら?お金くらい出してあげるから」
貴「菜々子さん、倫子さんまで…」
うぅぅぅ…
そこまで言われたら、断りづらい……!
結局3人に押され、僕は神奈川行きの電車に揺られる事となった
***
PM01:00
昼食も終え、駅へと続く中華街の道のりをゆったりと歩く
神奈川に着いたのが10時頃、それから目当ての絵を一目したら思わず見入ってしまった
リョーマからメールが来た時、ようやく正午を回っていた事に気がついたのだ
しかもメールの内容はもうカルピンを連れて行くから、となんともそっけないもの
今から行ったところで間に合うはずもなく、ならばと気持ちを切り替えて中華街へと繰り出した
そのまま東京行きの電車に乗ってもいいのだが、せっかくここまで来たんだし、どうせなら…
ふと思い出したある人物に会うため、目的地へと足を運んだ
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本眼鏡(プロフ) - あやなんさん» お久しぶりです、そして今気付きました！あちゃ〜……やっちゃったぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年5月26日 12時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼します！青学の応援なんですが、Eが抜けてる気がします･･･ (2019年5月25日 20時) (レス) id: fc61734a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 | 作成日時：2019年5月8日 20時
