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相手のサーブでゲームスタート
リョーマはリターンエースで、どんどん決めていく
なんだろう……この手応えのなさ……違和感は…
ラブゲームでブレイクしたけど……いったい何を企んでいるの?
次のリョーマのサーブも、ノータッチエースで2ゲーム連取
さらに、3ゲーム目も15-0で先取する
リョーマ「つまんねぇの……」
神城「こんなものか…(ﾎﾞｿｯ」
リョーマ「……?」
華村(これが私の作品よ)
神城さんは、次のサーブを打った
けど、何かがさっきとは違う
リョーマは返したが、それはラインを外れてアウトになってしまった
何だ……何を仕掛けてきた……?
続いて打ったのも、そんなに早くもないサーブ
しかし、
リョーマ「!」
リョーマはラケットを弾かれてしまった
結構重い球……パワープレイヤー……?
いや、それ以外にも何かがある
また再び打たれたサーブを返すも、今度は大きく逸れてしまった
貴「……あっ!」
忍「何かわかったのか?」
貴「あの人のフォーム……全部同じなんだよ」
菊丸「同じ?」
リョーマ(ふーん、そういうことか…)
大石「同じって、どういうことだ?」
不二「彼は……全く同じフォームから、重い球と軽い球の打ち分けが自在にできるようだ」
悠飛「全く同じフォームから!?」
上杉「そのせいで、越前は重い球と軽い球の判断がつかないのか」
彩「えっと、つまり……?」
貴「フラットサーブとスピンサーブが違うように、ボールの回転や重さを変えるには少なからず、フォームを変える必要があるの。けど、 それを見分けることができないから、ボールのコントロールが上手くいかないんだ」
井上「あれが取材の時に言っていた“ミラージュ”ってやつか」
ミラージュ……幻とか蜃気楼って意味だね
最初に2ゲーム取らせたのは、リョーマに自分のフォームを目に焼き付けるためか
そうすることで、自滅を誘っているんだ
1-2でリョーマのサーブになったが、ミラージュはサーブだけではないみたい
それどころか、スライス回転がリョーマのラケットに当たる頃にはトップスピンに変わった
まさにミラージュ……これは惑わされるのは無理もない
あっという間に3-2、逆転されてしまった
リョーマは右手に持ち変えて、ツイストサーブを打つも通用しない
しかしリョーマは、ツイスト気味の相手の顔に向かってはね上がる球ばかり打っている
華村(なぜ……?通じないのがわかっているのに、同じサーブを打ち続けるの?)
リョーマ「まだまだだね!」
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本眼鏡(プロフ) - あやなんさん» お久しぶりです、そして今気付きました！あちゃ〜……やっちゃったぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年5月26日 12時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼します！青学の応援なんですが、Eが抜けてる気がします･･･ (2019年5月25日 20時) (レス) id: fc61734a3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 | 作成日時：2019年5月8日 20時
