332 ページ21
若人(なんだアイツ、さっきからラインギリギリの深くて低い球ばかり……まさかっ!左右に走らせるだけじゃなく、 低い球を膝を曲げて耐えさせ続けることによって、俺の体力を奪う作戦!?)
カツオ「それって確か…」
カチロー「春のランキング戦の時のっ!!」
貴「リョーマが海堂先輩に対して使った手、だね。しかも海堂先輩は、それをスネイクでやってるんだもん」
不二「仕掛けられた方はたまったもんじゃないね。そろそろ堕ちるよ、彼」
桃城「海堂に真似されてるぞ、越前」
リョーマ「チェンジオーバー?ﾌｯ、光栄っスね」
若人(さすがだぜ、海堂。だがこのままじゃ終わらない!!)
あの構えって…まさか……!
若人さんは、ブーメランスネイクを打った
若人(どんなショットでも、真似してやる!!)
ボールはダブルスコートのラインに刺さり、ポイントにはならず
でもアウトになったとはいえ、もう少しで入りそうだ
乾「あれじゃ入らないさ、あの振り抜きではまず無理だ。体を沈ませながら腕を振り上げただけでは、スネークは打ててもブーメランを打てない。ブーメランは鍛え上げられた腕の振りと 手首の強さが不可欠だ。それがなければ、本物のブーメランは打てやしない」
不二「なるほど、日々の努力がなければ打てない技か。海堂らしいね」
審判「ゲームアンドマッチ青学、海堂!!7-6」
常に努力していた者同士の勝負は、海堂先輩に軍配が上がった
これでトータル2-1で、青学が1歩リード
次のシングルス2でリョーマが勝てば、ベスト4に進出する
***
コート整備のため、20分の休憩を挟んでから行われる
貴「リョーマ、アップ行くんなら付き合うよ」
リョーマ「サンキュ」
コート近くの空いてるスペースを見つけ、ラリーを行う
にしても……
華村「…………」
や、やりにくい〜…
リョーマもそう思ったのか、途中で切り上げる
リョーマ「黙って見てられると、やりにくいんだけど」
華村「あら、気づいてたの。フォームを見ていたかったのに、残念」
貴「いや、あれは誰でも気づくでしょ(ﾎﾞｿｯ」
リョーマ「……またナンパ?」
華村「君たちの潜在能力は計り知れない。まだまだ伸びるわね」
リョーマ「ふうん」
なんで着いてくんのよ…
いや、同じコートだから仕方ないかもしれないけとさあ!
この人すっごい苦手なんだけど!!
華村「でも、残念ながら青学にいたんじゃ、それは望めないわ。惜しくない?」
……何それ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
本眼鏡(プロフ) - あやなんさん» お久しぶりです、そして今気付きました！あちゃ〜……やっちゃったぁ……教えて頂きありがとうございます！ (2019年5月26日 12時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 久しぶりのコメント失礼します！青学の応援なんですが、Eが抜けてる気がします･･･ (2019年5月25日 20時) (レス) id: fc61734a3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：本眼鏡 | 作成日時：2019年5月8日 20時
