阿呆 ページ3
You side
ドライヤーと爪切りを持ってチャニョルの所へ戻る
CY「熱かったら言えよ〜」
「ん〜」
人に頭を触られると眠くなるなあ。
CY「あー、A髪長すぎ。全然乾かねえ」
「ふふふ、文句言ってる」
文句言いながらも丁寧に乾かしてくれた。
CY「よし、こんなもんだろ」
「助かったよチャニョル君」
CY「ほら、手出して爪切るよ」
「爪くらい自分で切れるわ」
CY「いいから〜」
さっさと私の手を持ってパチンパチンと爪を切り始められてしまった。
CY「Aはネイルとかしないよな」
「ん、？」
CY「いや、俺の姉ちゃんはよく爪デコられてるから」
「あ〜、やってみたいなーとは思うけど行くのがめんどくさいんだよね 笑」
CY「ズボラかよ」
「左様でございます。」
別に誰に見せる訳でもないしさぁ。
「あっ、でもねえ、なんだっけほら、えーっと」
CY「、、、？」
「あっ、思い出した。3Dアートネイルって言うやつ！爪にねえ、くまちゃんの顔立体的に描いてくれたりするやつやってみたい」
CY「へ〜、そんなんあるんだ。行けばいいじゃん」
「うん、めんどいから行かんけど。」
CY「じゃあ俺も行く」
「は？」
CY「俺も爪にくまちゃんいて欲しい」
「そういう趣味の持ち主？」
CY「黙ろうか」
「ふふふっ」
CY「何笑ってんだ 笑 」
「アホな会話だな〜て思って」
「会話成り立ってんだからAも大概アホだろ 笑」
「私は至って秀才です」
CY「はいはい、お嬢さん爪切り終わりましたよ〜」
「ふっ、ありがとう〜」
CY「どういたしまして〜」
「よし、じゃあ飲み直そうか！」
CY「そうしようか！」
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作者名：ちょゆり | 作成日時：2020年11月24日 11時
