7話 ページ11
『お〜、すごい！90点台だ』
はい、只今絶賛カラオケ満喫中です。
なんか、もうお金払いたい。払わせてほしい。
至福の一時。
二郎「おい、A！お前もなんか歌えよ。１曲も歌ってねぇじゃん」
カラオケに来てから１曲も歌ってない俺に、マイクを勧めてくる二郎くん。
え、ムリムリムリ！邪魔できない。
マイクを二郎くんに返すと、寂しそうな顔をして俯いてしまった。
あぁ、ごめんなさい！歌います！歌うから、そんな顔しないで。
『二郎くん。次、曲入れてもいいかな？』
３人の聞いてた感じだと、ボカロとかがんがん入ってるから、歌われてないやつ歌お。
端末を受け取り、歌えるボカロを探す。
う〜ん、どれがいいだろ。
うんうん唸った後に、１曲。こっちに来る前のカラオケでも歌った曲を入れる。
一郎「お、次はAか！楽しみにしてるぜ」
そんなに期待されるほどの歌唱力は、ないんだけどな。
でも、聞いててくれてるんだから、しっかり歌わなくちゃ。
マイクをしっかり持ち、構える。
歌う曲は、「ゴースト/ルール」
「アン/ノウン・マザー/グース」と迷ったんだけど、やっぱりこの曲。
歌詞が、ひどく今の俺の心に染み渡る。
染み渡る分、曲に感情がこもる。
今まで、誰かとカラオケに行っても、ボカロをあまり歌えなかった。
でも、この子たちだからかな？
凄く、誰かに聞いてほしくなった。
歌い終わると、ずっと座って聞いていてくれた３人が、急に立ち上がり、俺に拍手をくれた。
『あ、ありがとう。あんまり上手じゃないけど…』
採点を見たら、89点だった。みんな90点とかだから恥ずかしい。
一郎「いや、あんたの歌は、心にストンと落ちていっぱいに広がるんだ」
二郎「聞いてると、心臓がとにかく忙しく動いて、もッともッと、って求めてくる」
三郎「点数だけが全てじゃない。上手い下手かは、聞いてる人がどう思うかでしょ」
“上手だった”“上手かった”
たくさん褒めてくれた。嬉しい…
『へへッ、ありがと』
感謝を伝えると、３人は“負けられない”と曲を選んでく。
３人は十分上手いと思うけど…
そう伝えると、“まだまだだ”と言われた。
流石イケブクロ。どんどん成長していく。
お兄さんも負けらんないな！
この後、この一室では、時間が来るまで、カラオケ大会が行われたという。
ヤバい。お兄さんの体力が無くなっていく…
お兄さんじゃなくて、おじいちゃんだったかな…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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凜弥(プロフ) - 高菜さん» おお！アザマス。（ちなみにこいつワイのリア友）見てよ。今も見つかんないかドキドキしながらも使えてるんだよ！自分の神経が、たまに心配になるよね…でも、応援してもらってるのになにもしないのは嫌だから、頑張るね。 (2020年1月3日 23時) (
レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
高菜(プロフ) - 更新出来なくても大丈夫頑張ってね 私には何も出来ないけどここからテレパシー凜弥に送って応援してるからねー (2020年1月3日 15時) (レス) id: 6f818df0c7 (このIDを非表示/違反報告)
凜弥(プロフ) - 一雅さん» ありがとうございます！え、コメント嬉しい…頑張って作品あげますね！ (2019年12月26日 12時) (レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
一雅(プロフ) - 好き(唐突 ヒプマイ作品漁ってたら神作見っけて発狂しましたw更新頑張ってください！応援してます！ (2019年12月26日 9時) (レス) id: 6fd4d1877c (このIDを非表示/違反報告)
凜弥(プロフ) - 二郎だよ！自分の作った作品だと言うのに、夢主のキャラがいまいちよく掴めていない自分がいる… (2019年12月22日 23時) (レス) id: f428002e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凜弥 x他1人 | 作成日時：2019年12月22日 2時
